HGUCゼー・ズールレビュー｜ガンプラ1/144 AMS₋129M

HGUC 1/144 ゼー・ズールのレビューです。

「機動戦士ガンダムユニコーン」でトリントン基地へ海から攻撃を仕掛ける水陸両用モビルスーツです。

ゼー・ズールはギラ・ズールをベースに、ズゴックのデータをで運用された独特なフォルムが特徴的です。

ギラ・ズールを水中で、運用できるようにした局地専用機ということです。

製品情報

■ HGUC １/144 ゼー・ズール
・No.132
・2,420円
・2011年11月26日発売

HGUC ゼー・ズールレビュー

ゼー・ズールは水中用装備と陸戦に対応したスタイルが用意されています。

まずは水中用装備を外した状態からレビューしていきます。

設定では全高20.3ｍとなっいて、HGUCキットとして高さは約14㎝あります。

機動戦士ガンダムユニコーンでは平均的なサイズですが、1年戦争の水陸両ＭＳと比べると大きいです。

水陸両用ＭＳらしいブルーの成形色が再現されています。

ギラ・ズールがベースとなっているので、水中用装備を外した姿はギラ・ズール感が強まります。

それでも首周りや、ベストを着たような姿は独特です。

特に頭部の下に向かって生えてるパイプが、異形さを強めてると思います。

背中の水中用装備ハイドロジェット推進機を取り付けるところが、ちょっと中途半端に目立ちます。

背中のピンが組みかけのように見えるのが残念です。

設定では、1年戦争のズゴックのデータによって運用されているというので、量産型ズゴックとも並べてみました。

スタイルはにつかないですが、濃いブルーやアイアン・ネイルは、ズゴックからきているところでしょうか。

HGUCゼー・ズールレビュー/武装・付属品チェック

HGUCゼー・ズールの武装・付属品をレビューしていきます。

水中用装備が取り外しできるのから、武装・付属品も多めです。

武装と付属品は以下のようになっています。

【武装】
・ビーム・マシンガン
・ヒート・ナイフ×２
・ヒートナイフのシース(鞘)
・アイアン・ネイル×２

【水中用装備】
・ハイドロジェット推進器
・水中用フィン
・タンク
・銃器コンテナ

【ハンドパーツ】
ハンドパーツはビーム・マシンガン用の他に、ヒート・ナイフ用・平手など計6個が同梱されています。

ヒート・ナイフ用のハンドパーツは、ヒート・ナイフを持たせやすい形状をしています。

アイアン・ネイルは取り外しができ、装備時もネイル部分を収納しておくことができます。

足の先に装着するのが水中用フィンです。

スリッパのようにはかせるだけなので、ポーズによっては抜け落ちてしまいます。

水中用フィンは、スキューバダイビングの足ヒレのように水中で使用して、海中から出て陸戦になったら外して戦います。

近接攻撃の武装は、アイアン・ネイルの他にヒート・ナイフも装備しています。

ゼー・ズールのヒート・ナイフは腰の鞘に収納。

ヒート・ホークのように全体が赤熱化する方式ではなく、刃の部分のみ赤熱する設定です。

ヒート・ナイフ専用のハンドパーツでしっかり握ることができます。

ビーム・マシンガンはギラ・ズールと似ているけど、スコープがついていない、グレード・ランチャー・ユニットは取り外しはできない。

ゼー・ズールのビームマシンガンは、マシンガンのように撃つモードと、水中ではビーム収束率高めた偏向射撃モードに切り替えることができます。

ビーム・マシンガンは、背面の武器コンテナに収納して携行できます。

背面ハイドロジェット推進器。

背面に銃器コンテナ、ハイドロジェット推進器を装着してみました。

ランドセルに鍵盤ハーモニカをつけて、登校する小学生にみえなくもないな。

HGUC ゼー・ズールレビュー/可動域・各部

HGUCゼー・ズールの可動域や各部を詳しく見ていきます。

頭部の首周りにはベストのような浸水装置が装備されているのと、胴体に向かって生えてる動力パイプのため左右の動きは大きく回せないです。

顔を上方向に動かすことはできます。

モノアイはシールで再現されていて、頭部を外してツマミでモノアイを動かすこともできます。

ネオ・ジオン残党軍の装飾エングレービングは、シールになっています。

機動戦士ガンダムユニコーンのネオ・ジオンのMSの中では、装飾のシールは少なめです。

シールが苦手な人にはうれしいところです。

胸のマークや白い丸の部分もシールになっています。

ヒジは90度に曲がります。

腕を水平方向に上げる動きは、肩のパーツによって水平まで上げることはできないです。

脚の開閉も平均的な可動域です。

ヒザは90度に曲げることができますが、スカートが長めで前方にあまり動かないから、ヒザ立ちも決まりません。

ボディの回転は良好です。

水中用装備のタンクを、取り付けるところが干渉するけど問題なく動かせます。

太腿に回転軸はなしで、取り付けはポールジョイントになっています。

アクションベースの差し込み用(丸型)BA4-Aに対応しています。

足の裏に肉抜きはなし、造形はギラ・ズールと同じです。

HGUCゼー・ズールレビュー/アクションポーズ

HGUC 1/144 ゼー・ズールのアクションポーズを決めてまいります。

ゼー・ズールは水中用装備を装備した状態と、解除した状態を楽しまめます。

水中用装備を装備して海中を移動するゼー・ズール。

首周りの潜水装置のバラスト・タンクと水中用フィンを装備してる姿は、スキューバダイビングをしてる人みたいです。

アイアン・ネイルとヒート・ナイフで敵MSに攻撃。

アイアン・ネイルとヒート・ナイフがMSを切り裂く！

海中から上陸、水中用装備をバージしてビーム・マシンガンを構える。

ビーム・マシンガンの銃口穴が、ないことに気がつきました。

ヒート・ナイフに手をかけるゼー・ズール。

ヒート・ナイフの無骨な感じがいいです。

ヒート・ナイフで攻撃を繰り出す。

両手に持たせることもできます。

刺客のようでいいっすね。

HGUCゼー・ズールとHGUCゾゴック

「機動戦士ガンダムユニコーン」のepisode4でトリントン基地に参戦したゾゴックとともに並べてみました。

ゾゴックのいかにも水陸両用MSらしいフォルムが魅力的です。

ゼー・ズールも水中用装備のシルエットは、どことなく似てる感じがします。

episode4は、ファースト世代を喜ばせるために旧時代MSのオンパレードでした。

ゾゴックもうれしかったですが、個人的にはアッグガイも見たかったですね。

HGUC ゼー・ズールレビューまとめ

「機動戦士ガンダムユニコーン」の登場する水陸両用MSのガンプラ、ゼー・ズールをレビューしました。

HGUC ゼー・ズールは、かつての水陸両用MSに比べるとだいぶスタイリッシュです。

それでもユニコーンに登場するMSの中では、異形な姿です。

そして、水中用装備や武装もちゃんとついていて、劇中のシーンも再現できます。

2020年に遅まきながら、「機動戦士ガンダムユニコーン」を観て組んでみたいと思ったゼー・ズールですが、近所のプラモ売り場では見つけることができず、結局ヤフオクで手に入れました。

どれぐらい再販されているのかわからないですが、独特なスタイルのゼー・ズールプラモ売り場で見かけたらラッキーですよ。