【ガンプラ】HGUC 1/144 シルヴァ・バレト・サプレッサーをレビューします。
「機動戦士ガンダムNT」に登場するシルヴァ・バレト・サプレッサーは、物語の中である意味いいとこどりしていくモビルスーツです。
搭乗するのはあの人です。
いちおうここでは、「機動戦士ガンダムNT」を観ていない方に配慮して搭乗者はふせておきましょう。
・最新フォーマットによってスタイリッシュなプロポーション
・特徴的なガンダムタイプの頭部
・右腕を交換するギミックも再現されている
■HGUC 1/144 シルヴァ・バレト・サプレッサー
・No.225
・2019年06月22日発売
・2,970円(税10%込)
HGUC シルヴァ・バレト・サプレッサー レビュー
シルヴァ・バレト・サプレッサーは、メガラニカ内に保管されていたシルヴァ・バレトの1機をテストべッド(新技術の実証試験)として改修された機体です。
シルヴァ・バレトをベースにしているので、各部はシルヴァ・バレトと似ています。
脚部はハイヒールになっていて、全長が高くなります。
このハイヒール見た目はかっこいいですが、接地感がイマイチです。
頭部はガンダム感が強まったデザインです。
ダークカラーのためか、どことなくニヒルな感じがします。
色分けも良くできていて、脚部の白色の一部や紫のラインなどはシールで再現しています。
バックパックは腕4本が組み込まれ、取り付け位置も高いから後ろに倒れやすいです。
自立はできますが、後ろに倒れやすいく股関節が自然に開いていきやすいです。
ビーム・マグナムを撃つためにつけられたこのバックパック、ちょっと大げさな感じもします。
しかし、このバックパックがサプレッサーの特徴でもあります。
HGUC シルヴァ・バレト・サプレッサー レビュー /武装・付属品
HGUCシルヴァ・バレト・サプレッサーの武装は、ユニコーンガンダムと同じビーム・マグナムです。
ハンドパーツは、武器用右手・握り左右・平手左が付属します。
余剰パーツは多めHGUCドーベン・ウルフとシルヴァ・バレトのランナーを流用しているため、ジャラジャラとパーツが余ります。
ビーム・ライフルやサーベルの柄は、シルヴァ・バレト・サプレッサーに持たせることができます。
サーベルの刃パーツは付属しないので、他のキットから持ってこないといけないです。
ビーム・マグナムはHGUCユニコーンガンダム(デストロイモード)と同じランナーです。
フォアグリップが可動します。
ビーム・マグナムの両手持ちもできます。
バックパックに積んでいる4本の腕は、可動するのは1本のみ、その他のヒジは曲がらないつくりです。
腕をすべて外した状態のバックパック、上部のスラスターは固定されていて左右の平たいスラスターは可動します。
HGUC シルヴァ・バレト・サプレッサー レビュー/ バックパックギミック
そびえ立つようなバックパックのギミックをレビューしていきます。
ビーム・マグナムを撃つごとに前腕を交換するアイデアはカトキハジメによるもので、「機動戦士ガンダムNT」監督の吉沢俊一もおもしろい設定と判断して採用されました。
しかし、監督吉沢のインタビューでは、そこまで手を入れるならちゃんと撃てる腕をつくったほうがいいと述べているようです。
実際のところサイコフレームを使わないと、壊れない腕はつくれないような気がするけどどうなんでしょう。
ビーム・マグナムを撃つたびに壊れてしまう腕「それでも」撃ちたいわけです。
ビーム・マグナムを撃って、腕が壊れたシルヴァ・バレト・サプレッサー。
腰あたりについているクレーンを交換する腕へとスライドさせます。
アームを回転させます。
交換用の腕パーツをつかみます。
腕を取り出します。
そしてクルリンパっと回転しながら装着します。
クレーンアームをもとの位置に戻して交換完了です。
HGUCシルヴァ・バレト・サプレッサーとドーベン・ウルフ比較
シルヴァ・バレトはアクシズから接収したドーベ・ンウルフをベースにしています。
シルヴァ・バレトを改修したのが、シルヴァ・バレト・サプレッサーとなります。
そこで、もととなったドーベン・ウルフと比較してみました。
シルエットは似ていますが、シルヴァ・バレト・サプレッサーは脚部がハイヒールタイプになり、全長が大きくなっています。
シルヴァ・バレト・サプレッサーの各部デザインも連邦らしく変更されてきています。
シルヴァ・バレト・サプレッサーはガンダム系の顔、ドーベン・ウルフはモノアイがジオンらしさを主張してます。
どちらもアンテナが細くて長くて折れないか心配なのは同じです。
ドーベン・ウルフも全長が大きめだと思っていたけど、シルヴァ・バレト・サプレッサーはバックパックの存在感もあってさらに背が高く感じます。
腕や脚部もドーベン・ウルフによく似ています。
シルヴァ・バレト・サプレッサーでは目立たなくなっているけど、腰のこの部分も同じです。
HGUC シルヴァ・バレト・サプレッサー レビュー/アクションポーズ
HGUC シルヴァ・バレト・サプレッサー 商品詳細・定価
■HGUC 1/144 シルヴァ・バレト・サプレッサー
『機動戦士ガンダムNT』に登場する、シルヴァ・バレト・サプレッサーをHGUCで立体化!
■ビーム・マグナム発射後の破損した右腕部を交換するギミックを再現。バックパックに収納された右腕パーツを腰部のクレーンを使い交換できる。
■ガンダムタイプの頭部形状も設定イメージに合わせ造形。
■ハンドパーツの他に、交換用の右腕部パーツとビーム・マグナムが付属。
【付属品】
■ビームマグナム×1
■右腕交換用サブアーム×4
【商品内容】
■成形品×14
■ホイルシール×1
■取扱説明書×1
定価 | 2,970円(税10%込) |
発売日 | 2019年06月22日 |
対象年齢 | 8才以上 |
HGUC シルヴァ・バレト・サプレッサー レビューまとめ
・右腕ギミックは外れやすい
・足関節の強度が弱め
・アンテナを折りそうでこわい
・右手交換ギミックが再現されている
・交換用右腕パーツが4本付属
・スタイリッシュなプロポーションがカッコイイ
HGUCシルヴァ・バレト・サプレッサーをレビューしました。
「機動戦士ガンダムNT」のクライマックスでいいとこどりしていく謎めいた機体です。
ドーベンウルフやシルヴァ・バレトのデザインを受け継ぎつつハイヒールタイプの足になりスタイリッシュな姿になっています。
何といってもビーム・マグナムを打ち切るために背負っているバックパックが特徴的です。
交換できる右腕が、ポロポロ落ちてしまうのはおしいところですが、交換ギミックを再現していてくれたのはうれしいところです。
劇中では、登場シーンが少なめのシルヴァ・バレト・サプレッサー、ガンプラで組めばじっくり眺めることができます。