PG(パーフェクト グレード)1/60ユニコーンガンダム 3号機 フェネクス(ナラティブVer.)のレビューをしていきます。
機動戦士ガンダムUC MSVとして発売されたユニコーンガンダム3号機フェネクスは、スタビライザーはなく拡張セットによってナラティブVer.を再現していました。
今回レビューするフェネクス(ナラティブVer.)は、アームド・アーマーDEに連なるスタビライザーが付属しているキットです。
その他、外装の金色の色味が深みのあるゴールドコーティングになっています。
・深みのあるゴールドコーティング加工による重厚感
・2基のアームド・アーマーDEには新規造形のスタビライザーが再現
PG(パーフェクトグレード)では、発光ギミックが仕込まれていて光らせて楽しむなら、PGユニコーン用LEDキットが必要です。(別売り)
PGキットを存分楽しむなら、ぜひ組み込みたいLEDユニット、フェネクスのキットプラスLEDユニットはなかなかのお値段となります。
■PG1/60ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(ナラティブVer.)
・52,800円(税10%込)
・2020年1月21日発売
フェネクス(ナラティブVer.)PGレビュー/ユニコーンモード
ユニコーンガンダムのPG(1/60)は組んだことがあるので、その大きさは想像できていましたが、背中にアームド・アーマーDEをつけたフェネクス(ナラティブVer.)はさらに「でかいな」と思う姿です。
メッキタイプのガンプラは、ランナーの切り跡が気になるものですが、大半はアンダーゲート仕様なので気になるようなところはないです。
それでも指紋やホコリが付きやすいのは確かです。
ナラティブVer.のゴールドコーティングは、深みのある色合いで重厚感があります。
妻には「大仏?」と言われています。
まあ大仏みたいに飾って拝みたいぐらいキレイです。
ユニコーンモード時のすましたフェイスがいい感じです。
水転写式デカールは大量ですが、シールは一部のクリアパーツ裏と武装用となっています。
頭部センサーのシールは、LEDユニットを組み込まないなら貼ることになります。
フェネクスのトサカのような角(アンテナ)は、PGユニコーンガンダムと同じく磁石が組み込まれていてしっかり閉じてくれます。
専用のスタンドが付属していて、LEDユニットの電源スイッチもついています。
スタンドなしでも立たせることは可能ですが、大変苦労するし倒れたときのダメージが怖いからスタンドでディスプレするのが無難です。
ナラティブVer.の特徴のひとつアームド・アーマーDEには、不死鳥の尾のようなスタビライザーが連なっています。
バックパックにアームのようなパーツで取り付けています。
アームの関節に強度はありますが、取り付け部はそこまで強度がなくアームド・アーマーDEを大胆に動かしてポージングすると外れてしまうこともあります。
後ろに垂れ下がったスタビライザーには、柔らかい素材のパーツとリード線が入っていて動きをつけることが可能です。
スタビライザーのついたアームド・アーマーDEは本体より大きさがあり、上方向にも後方にもスペースを取ります。
アームド・アーマーDEをつけた状態だと、ホビーベースのモデルカバー特大でも高さは足りないと思われます。
しまえるケースや置いとくとこに悩まされそうです。
HGUCユニコーンガンダム3号機フェネクスと並べてみました。
PG(1/60)だけだと大きさがわかりにくいけど、1/144と並べるとその大きさがよくわかります。
PGフェネクス(ナラティブVer.)LED発光
せっかくPG(1/60)組むんだからと、LEDユニットも組み込んでみました。
フェネクスLED発光!
組みあがってLEDを発光させるときは、いちばんうれしい瞬間かもしれないです。
ユニコーンモードだと隙間から青い光がこぼれています。
LEDは台座のボタンを1回押すと、カメラアイが点灯しもう一回押すとサイコフレームが光りだします。
カメラアイはグリーンに光ります。
「キュピーン!」
LEDを光らせた状態でコックピットハッチを開けてみました。
脚部もわずかに光がこぼれています。(画像がブレとる)
PGユニコーンガンダム3号機フェネクス(ナラティブVer.)付属武装
PGユニコーンガンダム3号機フェネクス(ナラティブVer.)の主な付属武装。
- ビーム・マグナム
- ビーム・マグナム予備マガジン
- ハイパー・バズーカ
- ビーム・サーベル刃×2
ハイパー・バズーカ装備。
ビーム・マグナムも装備してみました。
アームド・アーマーDEレビュー
アームド・アーマーDE(Defense-Extesion)は、通常のシールドにアーマーが装備されたような形状で、デストロイモードのときは展開します。
DEはDefense-Extesion(ディフェンス・エクステンション)の略。
宇宙空間での機動力強化のスタビライザー、先端にはメガキャノンを内蔵されています。
デストロイモードでは機動力・狙撃性能が増し可変MS並みの大推力となります。
守って攻めて機動力アップとスゲー装備ということです。
アームド・アーマーDEだけでもかなりの大きさがあり、HGキット組むぐらいの感覚です。
ジョイントパーツが用意されています。
ジョイントパーツを使うことで、アクションベースにディスプレイできる。
デストロイモードではアーマーが展開して、ブルーのクリアパーツがでてきます。
展開することでアームド・アーマーDEの長さがさらに長くなります。
スタビライザーには、軟質素材のパーツとリード線が組み込まれます。
リード線は2本芯のタイプで強度もしっかりしています。
スタビライザーに補助のアクションベースがなくても、保持できる強度があります。
フェネクス(ナラティブVer.)PGレビュー/デストロイモード
ここからはPGユニコーンガンダム3号機フェネクス(ナラティブVer.)の、デストロイモードをレビューしていきます。
デストロイモードへは、PG(1/60)ということもあって、どの部位も無理なく変形させることができます。
(頭部の変形は、すこしやりずらいかも)
デストロイモードは腰や脚が伸びることで、ユニコーンモードのかたまり感あるスタイルから、シュッとした姿になります。
後から画像をみて気がつきましたが、アームド・アーマーDEの展開が完璧でなかったようです。
ブルーのサイコフレームと金色がいい感じです。
かろうじてスタンドなしでフェネクスを立たせることができたので、PG(1/60)ユニコーンガンダム(最終決戦Ver.)と並べてみました。
白と緑でクールな印象のユニコーンガンダム(最終決戦Ver.)と比べると、フェネクス(ナラティブVer.)はゴールドコーティングとアームド・アーマーによってだいぶ見た目が違ってきます。
デストロイモードLED発光
デストロイモードでLEDを発光させる、とサイコフレームからブルーの光があふれます。
頭部アンテナが展開するとトサカ風だったのが、羽のような見た目になります。
デストロイモードでコックピットハッチをオープン。
アームド・アーマーDEにLEDユニットは組み込まれていないから、特に光らないです。
それでも展開してこれだけ存在感あるので十分でしょう。
フェネクス(ナラティブVer.)PGレビュー/アンチェインド
さらにフェネクス(ナラティブVer.)をアンチェインドにしてみました。
アンチェインドはデストロイモードから、さらに外装パーツが展開した状態です。
ブルーのサイコフレームの見える範囲が広がります。
頭部は魚のヒレのようなものが、ぴょこんと立ち上がります。
胸部も外装が展開し、サイコフレームが広く露出します。
肩のパネルも下部が半分スライド、二の腕もサイコフレームが展開しています。
手首からヒジにかけても羽のように展開して、ビーム・トンファーの状態になります。
ビーム・サーベルのを取り付けてみました。
腰のフロントアーマー下部が下にスライドします。
ふくらはぎ横のパネルが開き中からクリアブルーの羽が展開します。
どことなく虫の羽のようです。
ふくらはぎ内側も展開します。
バックパックは下のスラスターが、左右に開き中央部分がが下にスライドして長さが長くなります。
アンチェインドはPG(パーフェクトグレード)ならではの形態です。
デストロイモードよりサイコフレームからあふれる光が多くなり、戦闘力アップしてるぜという見た目がいいですね。
PGユニコーンガンダム3号機フェネクス(ナラティブVer.)製品情報
定価 | 52,800円(税10%込) |
発売日 | 2020年01月21日 |
対象年齢 | 15才以上 |
フェネクス(ナラティブVer.)PGレビューまとめ
- アームド・アーマーDEによって後ろに倒れやすく自立がむずかしい
- ゴールドコーティングは指紋が目立つ
- 見た目も造形も素晴らしいが価格にビビる
- 深みあるゴールドコーティングは見とれる美しさ
- LEDによって青色に発光するところが楽しめる
- アームド・アーマーDEだけでも飾って置けるぐらい立派なつくり
ゴールドコーティングで仕上げられたフェネクス(ナラティブVer.)がプレバンで販売されたとき、「おお!いいなあ」と思ってプレバンをのぞいてみました。
ゴールドコーティングの美しい見た目に驚くのと同じぐらい、その価格にも驚きましたが購入してみました。
高価なガンプラですが、完成した金色に輝くフェネクスの姿をみたら手に入れてよかったと思えるキットです。
プレバンからとどいた大きなパッケージを、開けて金色のランナーに囲まれたときは、財宝に囲まれたような気分になれます。
さらにLEDユニットのよって輝く姿は、ついつい見たくなる魅力があります。
一番の問題点は、どこに飾っておこうか問題です。