ROBOT魂のMSN-01 高速機動型ザク Ver.ANIMEをレビューしていきます。
高速機動型ザクは「機動戦士ガンダム MSV」として旧キット「1/144 MSV」シリーズで立体化されていました。
完成品フィギュア(ROBOT魂)としては初となります。
大量についているスラスターエフェクトやビームエフェクトがどんな感じなのかレビューしてきます。
「高速機動型ザク」は「サイコミュシステム高機動試験機」「サイコミュ高機動試験用ザク」とも呼ばれます。
脚部の降着用ブレートギヤーが8本ある姿から「タコザク」という通称もあるようです。
タコザクという通称は初めて知りました。そうやってみると8本のプレートギヤーもだけど顔もタコっぽく(タコ口)見えてきますね。
・ジオングの礎となったMSのROBOT魂フィギュア
・ビームエフェクト、バーニアエフェクトが付属
・ケーブルで腕部有線誘導が再現できる
■ROBOT魂 高速機動型ザク Ver.A.I.M.E.
・8,800円(税10%込)
・2022年3月23日発売
・主な素材:PVC・ABS
・全長:約125㎜
・プレミアムバンダイ 魂ウェブ商店限定商品
高速機動型ザク robot魂 レビュー
高速機動型ザクは「機動戦士ガンダム MSV」シリーズのMSです。
ホワイトの機体に赤いラインが入った見た目です。
1984年に「1/144 MSV」シリーズでプラモデルとして立体化され、アクションフィギュアとして初めて立体化されました。
ジオングの礎となるMSでサイコミュシステムを搭載しています。
両腕の有線制御式5連装メガ粒子砲(サイコミュシステム)は胴体に対して大きく、そのあたりもジオングのようです。
各部にモールドが施されていて、プロポーションもイメージ通りです。
高速機動型ザク robot魂 レビュー /武装・付属品
ROBOT魂高速機動型ザクに主な付属品
・バーニアエフェクト×15
・メガ粒子砲エフェクト×10
・腕部ケーブル×2
・ビーム発射手首左右
・予備アンテナ
・魂STAGE一式
・魂STAGEアタッチメントジョイント
となっています。
装備したり持たせる武器がないかわりに、エフェクトパーツが満載です。
交換用ビーム発射手首は、各指が動かせます。
指先のメガ粒子砲発射口にエフェクトを取り付けることができるようになっています。
腕部ケーブルは腕を外して取り付けます。
有線式のメガ粒子砲での攻撃シーンを再現できます。
前腕にはカバーを外すとスタンド用の穴があり、魂ステージなどで支えることができます。
ケーブルが太目なので、バランスよく取り付ければスタンドなしでもいけます。
メガ粒子砲発射エフェクトは、ビーム発射手首に取り付けることができます。
指の長さに合わせて長・中・短の3種類があります。
エフェクトの3種類の長さがあるので、全ての指に取り付けるとこんな感じになります。
バーニアエフェクトも3種類の長さがあり全部で15個付属します。
背中や脚部に取り付けます。
その他、股間部のバーニアにもエフェクトを取り付けることができます。
全てのエフェクトパーツを取り付けてみました。
台座の魂STAGEはおしりにある穴に取り付けるか、アタッチメントジョイントを使って前側に取り付けるか選べます。
バーニアのエフェクトパーツを取り付けてディスプレイするな前側から取り付けた方がいいです。
高速機動型ザク robot魂 レビュー/ 可動域・各部
ここからは、ROBOT魂高速機動型ザクの各部可動域をレビューします。
モノアイは頭部パーツを外してやると動かすことが可能です。
頭部パーツを外すとこのようにモノアイを動かせます。
このときアンテナが外れやすいです。
好みの位置にできます。
こちらの通常手首パーツにも指先に穴がありますが、メガ粒子砲発射エフェクトは取り付けできないです。
通常の手首パーツの指も一本ずつ動きます。
さすがに関節は動かないです。
胸のスラスターは可動します。
ヒジは約90度に曲がります。
これ以上曲げると外れてしまいます。
腕は上方向にしっかり上がります。
胴体は引き出すと2軸可動の関節になっています。
この仕組みによって見た目以上に、胴体が左右や前後に可動します。
背面のバーニアはポールジョイントで動かすことができます。
おしり部分のバーニアも可動します。
脚部の中央のパーツは取り外しができます。
中央のパーツを外してやると、脚部の可動域が広がります。
設定上ではないところですが、ヒザも動かすことができ動きのあるアクションポーズを決めることができます。
脚部のバーニアも独立して動きます。
高速機動型ザクの一番の見どころ脚部のブレードギア可動し、降着時と飛行時を再現できます。
高速機動型ザク robot魂 レビュー/アクションポーズ
高速機動型ザクとHGUCジオング
ROBOT魂のジオングは持っていないので、HGUCジオングと並べてみました。
ボリュームはジオングがありますが、全高は意外と同じぐらいです。
ボテリとした腕はよく似ています。
胸部のスラスターにも通じるものがあります。
ROBOT魂 高速機動型ザク 商品詳細・定価
■ROBOT魂高速機動型 Ver.A.N.I.M.E.
サイコミュ・システムと高速機動のテストベッド機として誕生した試験機。
ジオング開発の礎となった機体が膨大なエフェクトパーツと共にver. A.N.I.M.E.に登場!
定価 | 8,800円(税10%込) |
発売日 | 2022年03月23日 |
対象年齢 | 15才以上 |
高速機動型ザク robot魂 レビューまとめ
・武装は有線誘導式5連メガ粒子砲しかない
・前腕のカバーがポロリしやすい
・豊富なエフェクトパーツ
・重厚感ある脚部が再現されている
ROBOT魂の高速機動型ザクは、メカニックな脚部が再現されブレードギアも可動してくれます。
各部のデザインや可動域も大きくポージングも決まります。
装備できる武器がなく脚部は大きな動きができないので、地味な感じもしますが、各種エフェクトパーツが豊富でいろんな演出を楽しむことができます。
ガンプラの「1/144 MSV 高速機動型ザク」を小学生の頃(1980年代)組んだ以来の立体高速機動型ザクだったのでなつかしい気持ちでレビューしました。
次はZタイプザク(ビショップ)なんかもフィギュア化してもらえるとうれしいところです。