ガンプラHGUC 量産型ゲルググ/ゲルググキャノンの、レビューをしていきます。
量産型ゲルググは「機動戦士ガンダム」に登場したMS、1年戦争終局に新鋭機として出撃しました。
ゲルググキャノンは、MSV(モビルスーツバリエーション)として登場したMS(モビルスーツ)です。
このHGUC 1/144は、選択して量産型ゲルググとゲルググキャノンを組むことができます。
ちょっぴりお得なキットとなっております。
・量産型ゲルググとゲルググキャノンを選択できる
・それぞれにツノ付き(指揮官)が用意されている
■HGUC 1/144 量産型ゲルググ/ゲルググキャノン
・No.076
・1,760円(税10%込)
・2007年03月発売
HGUC量産型ゲルググ/ゲルググキャノンレビュー
ゲルググのキットを組むのは、はじめてです。
「ゲルググに当たりなし」なんて意見を聞いたことがありますが、それは気のせいではないでしょうか。
機体のグリーンとグレーが、マッチしていてカッコイイではないか。
プロポーションも悪くないし、色分けもよくできています。
バックパックがないのは、すこしもの足りないけど、腰部と脚部フレア内にスラスターが装備されているぞ。
ビーム・ライフルを装備した量産型ゲルググ。
ビーム・ナギナタは、黄色のクリアパーツで再現されています。
ゲルググキャノンレビュー
量産型ゲルググにキャノンパック、3連ミサイルランチャー、バックラーを装備することで、ゲルググキャノンにもできます。
ゲルググキャノン専用の頭部パーツも用意されています。
ゲルググキャノンの頭部は、補助カメラが追加されている。
ビーム・キャノンパックは開発の遅れていたビーム・ライフルのかわりの採用、水陸両用MSのデパイスを組み込んでいます。
見た通り大きくて重量が増加、その分を相殺するためにバーニアスラスター、プロペラントタンク装備されています。
ゲルググキャノンは、腰にビーム・ナギナタを装備。
HGUC量産型ゲルググ/ゲルググキャノンレビュー /武装・付属品
HGUC量産型ゲルググ/ゲルググキャノンの装備・付属品を見ていきます。
ハンドパーツは、武器右手用・握り左右・平手左がついています。
- ビーム・ライフル
- ビーム・ナギナタ
- シールド
量産型ゲルググが装備するビーム・ライフルは、ジオン公国軍がはじめて量産に成功したモビルスーツ用ビーム・ライフル、性能はガンダムの装備するものに匹敵します。
HGUCキットのビーム・ライフルは、スコープのピンクは塗装が必要です。
シールドは手持ちまたは背面に装備できます。
ゲルググキャノンには装備できない。
量産型ゲルググは、ビーム・ナギナタをシールド内側か背中に装着することができます。
ナギナタを展開させて持たせることができますが、ハンドパーツと持つところのサイズがあってないので、固定することが難しいです。
角付きの頭部に変更することもできます。
HGUCゲルググキャノン武装
- ビーム・キャノン
- 3連装ミサイルランチャー
- バックラー・シールド
- ビーム・ナギナタ
- シールド
3連ミサイルランチャーとバックラー・シールドは、腕のパーツを差し替えて取り付けます。
追加装備の3連ミサイルランチャーは、近接戦闘に効果がある武装。
バックラー・シールドは防御のためより3連ミサイルランチャーのカウンターウエイト(つり合いをとるため)として装備。
キャノンパックのスラスターは、上下にスライドさせることができます。
ビーム・キャノンも上下に可動します。
ゲルググキャノンもツノ付きを選ぶことができます。
ツノのデザインは量産型ゲルググと違うものです。
HGUC量産型ゲルググ/ゲルググキャノン/ 可動域・各部
HGUC量産型ゲルググ/ゲルググ・キャノンの可動域もチェック。
腕は水平辺りまで上がります。
肩のパーツ可動して動きます。
ヒジは90度に曲がります。
ヒザも約90度に曲がります。
スカートが動くことで脚部の可動域を広げてくれます。
腰の回転は、スムーズに行えます。
なぜかHGUCガブスレイに付属する台座用の穴があります。
(ガブスレイ持っていないと出番は穴です)
アクションベースは股間止め用(8㎜)に対応しています。
脚の裏のディテール、肉抜きはないです。
頭部の可動域。
モノアイはシールで再現されていて、頭頂部をはずして左右に位置を変更できます。
HGUC量産型ゲルググ/ゲルググキャノン/アクションポーズ
ゲルググキャノンポージング
ゲルググキャノンと言えば1/144MSVとして、発売された時のパッケージを思い出します。
こげ茶の機体カラーのゲルググキャノンとグリーンの高機動ゲルググが、連邦の戦艦を残骸の影から様子をうかがっているところが描かれていました。
1/144MSVのパッケージは、どれも想像が膨らむ状況を描かれていましたが、なかでもゲルググキャノンはお気に入りでした。
小学生の頃で購入することはできなかったから、よくおもちゃ売り場にいってパッケージをながめていました。
HGUC量産型ゲルググ/ゲルググキャノン 商品詳細・定価
定価 | 1,760円(税10%込) |
発売日 | 2007年03月 |
対象年齢 | 8才以上 |
HGUC量産型ゲルググ/ゲルググキャノンまとめ
・脚部の可動域は広くない
・ビーム・ナギナタを持ったとき固定しにくい
・なんとなく地味
・量産型とキャノンが選べる
・量産型もキャノンもツノ有り無しが選べる
・グリーンとグレーの機体カラーが渋い
ガンプラのゲルググを初めて組んでみました。
「ゲルググに当たりなし」という意見を聞いたことがありますが、完成した量産型ゲルググを眺めてみて、そんなことはないのではないかと思います。
グレーとグリーンの機体カラーもしっかり再現され、プロポーションも悪くないです。
スカートが動くことで、脚部もそれなりに動かせます。
だけど、なんか地味に感じるのも確かです。
「ドムにハズレなし」「ゲルググに当たりなし」というほど悪くないけど、どこか当たってないと感じるのは、ゲルググよりドムのデザインの方がカッコイイと、思ってるからかなという個人的な感想です。