トーリスリッターのガンプラレビューです。
トーリスリッターのガンプラは、HGUC 1/144キットとしてプレミアムバンダイ(プレバン)から発売されています。
トーリスリッターを知ったのは、ガンオペ2に登場したからです。
大本は「機動戦士ガンダム サイドストーリーズ」の「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」に登場しているMSとなっています。
そして偶然なのか、プレバンにて完全新規造形で立体化され販売していることを知り購入したわけです。
■HG 1/144 トーリスリッター
・2020年12月発売
・3,300円(税10%込)
トーリスリッター ガンプラ レビュー
トーリスリッターの設定では、一年戦争末期に鹵獲(ろかく)したペイルライダーを10年間改修したとなっています。
モビルスーツを奪うというのは、ガンダムあるあるですね。
しかし、トーリスリッターをガンオペ2に登場して知るなんて、にわかファンと思われても仕方ないですが、実際のところ自分のガンダム知識はその程度です。
これから学んでいきますのでよろしくお願いします。
今回レビューするトーリスリッター一番の注目ポイントは、肩に仕込まれたザブアームでビーム・サーベルを振り回すところでしょう。
初めてトーリスリッターを目にしたとき、「そこからサブアーム出るんか!」と驚かせてもらいました。
サブアームを展開してビーム・サーベルを4本構えたこの姿は、「カッコイイ」といつまでも見ていられます。
成形色はペイルライダーと同じ、ブルーになっています。
ペイルライダーでは、この色を「ペイル・ブルー」呼んでいます。
ペイルライダーは「死の騎士」からちなんでつけられたコードネーム、トーリスリッターの名称も「死の騎士」を意味しています。
バックパックには、スラスターバインダーとインコムが6基が装備され、さらにプロペラントタンクと盛りだくさんです。
後ろ姿は、特にペイルライダーとはかけ離れた姿になっています。
スラスターバインダーは、左右に広げたり可動させることができますが、ちょっとポロリと取れやすい感じがあります。
武器は大出力のハイパー・ナックル・バスター、「機動戦士ガンダムZZ」に登場するガ・ゾウムが装備していたものです。
ガ・ゾウムはガンプラ化されていないMSです。
インコムは有線になっていて、ガンプラではリード線にて再現できます。
こまかいところは、シールにて色分けされていますが、スタイルもよく多彩な武装がグッドなキットだと思います。
さらに詳しくレビューしていきましょう。
トーリスリッター ガンプラ レビュー /武装・付属品
HGUC1/144 トーリスリッターの付属品や武器をチェックします。
・ハイパー・ナックルバスター
・ビーム・サーベル×2
・ハイパー・ビーム・サーベル×2
・メガ粒子砲付きシールド
その他に
・インコム×6
・インコム・トライブレード
・ビーム・キャノン
・頭部バルカン
・胸部マシン・キャノン
武装多いですな。
ハイパー・ナックル・バスターは、ガ・ゾウムと同タイプ。
スコープはピンクのシールが用意されて、デザインのせいかなんとなくのっぺりした見た目はあまりかっこよくないです。
HGUCペイルライダーたちと同じく武器用のハンドパーツは握りのみとなっています。
メガ粒子砲付きシールドは、白色のマーク部分とメガ粒子砲の赤色はシールになっています。
腕の部分に差し込んで取り付けます。
肩と干渉しやすいのと、ポーズによってはポロリと取れやすいです。
今回、こちらのキット小学生の息子が組んだもので、シールドのシールが思いのほかずれてますな。
ハイパー・ビーム・サーベルの装備されているところは、ビーム・キャノンになっています。
後方から前方に回してビーム・キャノンとして攻撃できます。
通常のビーム・サーベルは腕部に組み込まれたいます。
ビーム・サーベルを持たせてみました。
もちろん二刀流もできますぜ。
そして、トーリスリッター独特のギミックが肩に仕込まれたサブ・アーム(隠し腕)です。
隠し腕で思い出すMSと言えば「ジ・オ」も印象的ですが、トーリスリッターの隠し腕も負けてないです。
肩の上部が展開して、サブ・アームが出てきます。
サブ・アームの根元を支点に回転もでき、よく動きます。
ハイパー・ビーム・サーベルも、アーム側にツメがありしっかり固定して持たせることができます。
ハイパー・ビーム・サーベルのクリア部分は通常より太くて長いです。
実際のところこの4本のビーム・サーベルどうやって操るのでしょうか。
まあ、そんなことよりかっこいいのでよしとします。
インコムは、背面のスラスターバインダーに搭載されています。
インコムとしてビームで攻撃したり、ドライセンのように回転してトライブレードにもなります。
リード線で射出している状態にできます。
リード線の長さや形を変えて、好みの位置したりできますが、スラスターバインダー側でリード線を固定できなくて、クルクル回ってしまうことがあります。
まあ、雰囲気を楽しむ程度といった感じです。
トーリスリッター ガンプラ レビュー/ スペック
■型式番号:AMX-018
・所属:ジオン軍残党→ネオ・ジオン軍
・頭頂高:22.8m
・重量:56.8t
・出力:3,400kw
【武装】 ハイパー・ナックルバスター メガ粒子砲付シールド ビーム・サーベル×2 ハイパー・ビーム・サーベル×2 (ビーム・ガン兼用) 頭部バルカン砲×2 胸部マシン・キャノン×2 インコム×6 トライブレード×6 |
・搭乗者:クロエ・クローチェ
トーリスリッター ガンプラ レビュー/各部詳細
トーリスリッターはノーマルからHADES状態になると、バイザーや各部のエアインテークなどのカラーが変化します。
ガンプラでは、クリアパーツとシールを選択して組むことになります。
通常時のバイザーはグリーン、HADES状態になるとレッドになります。
バイザーは付け替えできないことはないけど、シールは簡単に貼りかえることは難しいから、どちらを選ぶのか悩みどころです。
トーリスリッターはシールは多めです。
HADES状態だと金色(黄色?)のシールで色分けされます。
胸のエアインテークや腰のアーマー部分、股間もシールになっています。
HADES状態だと頭部の後、バックパックの赤色もシールにて色分けになっています。
脚部にもシール部分があり、シール貼るとこ多いです。
塗装しないので、シールで色分けされるのはうれしいところですが、奥まったところに貼るシールは苦戦します。
脚部のスラスターは、引き出して可動させることができます。
ちょっとしたところですが良いですね。
脚部の取り付け部分には、前後にスライドさせることができます。
アクションベース用の穴はないですが、ジョイントパーツを挟むことで対応しています。
トーリスリッター破損注意したいところ
HGUCトーリスリッターの太腿もも付け根は、回転軸と左右方向のスライドができます。
太ももの棒軸が本体への棒軸より細いため、考えなしで動かしいると折れやすいです。
というか折れてしまいました。
注意しましょう。
補修できそうなので挑戦予定です。
トーリスリッター ガンプラ レビュー/アクションポーズ
トーリスリッターガンプラのアクションポーズを決めてみました。
アクションポーズを決めると気になるのは、やっぱりスラスター・バインダー落ちやい、腕に収納されているビーム・サーベル柄がポロポロ落ちてくるところです。
トーリスリッター出撃。
トーリスリッターの搭乗者はクロエ・クローチェ、オーガスタ研究所(ニュータイプ研究所)に引き取られていました。
ニュータイプ研究所で開発されたMSに、女性が搭乗するのはガンダムの定番ですな。
ハイパー・ナックル・バスターが敵機を捕らえた攻撃。
シールドにはメガ粒子砲が組み込まれています。
メガ粒子砲付きのシールドは、ハンマ・ハンマを思い浮かべますが、コイツはバウと同じタイプです。
シールドは回転させて角度を変えて装備できますが、保持力は高くない模様。
スラスター・バインダーを展開!
インコムビームは発射!
ゲームのガンオペ2では、左右上の一個づつを回転させてトライブレードとして攻撃します。
ビーム・ガンで攻撃!
ちなみに胸のエアインテーク下には、胸部マシン・キャノンがあります。
頭部バルカンもあってここにもあるのか、武器におぼれて使いこなせない系になりそうだな。
ビーム・サーベルはクリアイエローです。
収納時はポロポロするけど、持たせたときは安定してます。
ハイパー・ビーム・サーベルも展開!
こんなやつ敵にしたくないな。
ビーム・サーベルとハイパー・ビーム・サーベルが切り刻むぜ。
トーリスリッターガンプラレビュー/ペイルライダーと比較
トーリスリッターは、一年戦争末期にペイルライダーをジオン残党が奪って、ネオ・ジオン軍が改修したとなっています。
ペイルライダーと比較してみると、機体の各部に名残があります。
名残はあるけどここまで変わるんだ。ジオンはよっぽど大事に育てたんだな。
10年もの期間、改修したからサイズはその時代にあわせて大きくなっています。
設定では、ペイルライダーが全長18m、トーリスリッターは22.8mとなっています。
並べてみると大きさの違いがよくわかります。
一年戦争から10年というと、ガンダムZZと逆襲のシャアの間ぐらいの年代となります。
トーリスリッターの脚部デザインや、バックパックにつけられたプロペラントタンクがジオン系MSらしさを放っています。
>HGUCペイルライダー(陸戦重装備仕様)レビュー
>HGUCペイルライダー(空間戦仕様)レビュー
トーリスリッター ガンプラレビューまとめ
HGUCトーリスリッターは新規造形で立体化され、1/144としては大きくスタイルも良いです。
肩に仕込まれたサブアームや、背面の翼のようなスラスター・バインダーのインコムと装備やギミックが独特で、もとになったペイルライダーとはひとあじ違います。
機体カラーこそペイルライダーを思わせますが、別物のようなMSです。
気になるところとしては、バックパックに取り付けるスラスターバインダーやシールドが外れやすいのと、インコムをリード線で固定しにくいところです。
うれしいポイントはビーム・サーベルとハイパー・ビーム・サーベルが、違うサイズで用意されているところです。
個人的には、ビームサーベル構えてるだけで満足できます。
ガンプラ ペイルライダーHGUC(陸戦重装備仕様)のレビューをしています。 ペイルライダーは、PS3のゲーム機動戦士ガンダム外伝シリーズの「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」に登場している機体です。 機体各所にアタッチメントを備えていて、戦況によって多彩なオプション兵器を装備することができます。 今回レビューするのは、ペイルライダーの陸戦重装備仕様です。 HGUCペイルライダーは、一般販売ではなくプレミアムバンダイにて発売された商品です。
プレバンのHGUCペイルライダー(空間戦仕様)のレビューです。 ペイルライダーはプレステのゲームソフト「機動戦士ガンダム サイドストーリーズ」に収録された「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」に登場するMSです。 戦況によって武装を拡張でき、空間戦仕様は宇宙空間での戦闘に特化しています。 ペイルライダーには、MSのリミッターを強制解除する「HADES」というシステムが搭載されています。 ガンプラHGUCペイルライダーのキットは、クリアパーツのゴーグル赤か緑とシールのカラーを選択して組むことになります。
トーリスリッター ガンプラ 商品詳細・定価
■HG 1/144 トーリスリッター AMX-018[HADES]
黙 示 録 の 騎 士 、 終 焉 の 姿 ―
ゲームソフト『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』に収録されたエピソード、「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」より、ペイルライダーがジオン軍に鹵獲、大規模改修された姿「トーリスリッター」が完全新規造形でHGシリーズにラインアップ。
● トーリスリッターを完全新規造形で立体化、多彩なギミックも搭載!
特徴的な機体形状の再現の他、肩部のサブアーム展開やバックパックに搭載されたインコム射出などのギミックを搭載。
本体形状、劇中10年間に及ぶ「ペイルライダー」からの改修か所を完全新規造形で再現。
頭部アンテナから脚部の増加スラスター、足先など細部にいたるまでを忠実に再現。
肩部/サブアーム
サブアームが内蔵された肩部を立体化。サブアームは差替え無しで展開状態を再現可能。
さらに、アーム部にはハイパー・ビーム・サーベルを装備可能。バックパック
中央サブ・ジェネレーターと6基のバーニア、左右スラスター・バインダーとプロペラントタンクを搭載した大型バックパックを再現。
スラスター・バインダーに備えられた6基のインコムは、取り外してリード線による射出状態の再現が可能。
● 改修により強化された各種武装類が付属!
ネオ・ジオン系MSから流用された武装類を新規造形で再現。
ハイパー・ナックル・バスター
劇中で「ガ・ゾウム」から転用された大出力の射撃兵装。シールド
「バウ」から転用したシールド。ネオ・ジオン軍のレリーフまでも精密に再現。
ビーム・サーベル
前腕部に格納が可能。
● HADES発動時の姿を再現可能!
ノーマル状態、HADES発動状態が、クリア成形のバイザーとシールの選択で再現可能。
クリアグリーンとクリアレッドの2色のバイザーが付属!
付属武装:ハイパー・ナックル・バスター / ハイパー・ビーム・サーベル / ビーム・サーベル / インコム / シールド
定価 | 3,300円(税込) |
発売日 | 2020年12月 |
対象年齢 | 8才 |
トーリスリッター ガンプラ レビュー/パッケージ
トーリスリッター ガンプラ レビュー/説明書
トーリスリッター ガンプラ レビュー/カラーガイド
・本体等ライトブルー部:コバルトブルー60%+ホワイト40%+グレー少量
・本体等ホワイト部:ホワイト100%+ネイビーブルー少量
・HADES時本体等ゴールド部:下地にゴールド100%+クリアイエロー100%+クリアオレンジ少量
・HADES時本体等メタリックレッド部:クリアレッド90%+シルバー10%
・動力パイプ等グレー部:ホワイト60%+すみれ色25%+グレー15%
・武器等グレー部:シルバー50%+すみれ色25%+グレー15%
・武器等メタリックピンク部:シルバー50%+クリアレッド50%
・本体等ブルー部:ブルー85%+レッド15%+ブラック少量
・本体等グレー部:RLM75グレーバイオレッド100%
・ノーマル時本体等グレー部:グレー100%+ホワイト少量
・ノーマル時本体等メタリックグリーン部:クリアグリーン50%+クリアブルー25%+シルバー25%
・武器等レッド部:レッド40%+モンザレッド40%+ホワイト20%
・武器等グレー部:ホワイト35%+すみれ色35%+グレー30%
トーリスリッター ガンプラ レビュー /ランナー・パーツ
Aパーツ Bパーツ C・Dパーツ Eパーツ
F1・F2パーツ Gパーツ H1・H2パーツ SB-13パーツ PC-001A リード線 ホイルシール
ガンプラ ペイルライダーHGUC(陸戦重装備仕様)のレビューをしています。 ペイルライダーは、PS3のゲーム機動戦士ガンダム外伝シリーズの「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」に登場している機体です。 機体各所にアタッチメントを備えていて、戦況によって多彩なオプション兵器を装備することができます。 今回レビューするのは、ペイルライダーの陸戦重装備仕様です。 HGUCペイルライダーは、一般販売ではなくプレミアムバンダイにて発売された商品です。
プレバンのHGUCペイルライダー(空間戦仕様)のレビューです。 ペイルライダーはプレステのゲームソフト「機動戦士ガンダム サイドストーリーズ」に収録された「機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク」に登場するMSです。 戦況によって武装を拡張でき、空間戦仕様は宇宙空間での戦闘に特化しています。 ペイルライダーには、MSのリミッターを強制解除する「HADES」というシステムが搭載されています。 ガンプラHGUCペイルライダーのキットは、クリアパーツのゴーグル赤か緑とシールのカラーを選択して組むことになります。