ガンプラHGUC「ガンダム GP01Fb フルバーニアン」のレビューです。
機動戦士ガンダム 0083 STRDUST MEMORYに登場、ガンダム試作1号機を改修したモビルスーツです。
もともとは地上と宇宙で戦闘できる機体だったのを、シーマとの戦闘で大破、破損状況や以降の作戦を考え宇宙戦用に改修されました。
PGも発売されていますが、せっかくならHGから組んでみたいと思い手にしてみました。
■RX-78GP01Fb ガンダムGP01Fb フルバーニアン
[HGUC 1/144 機動戦士ガンダム0083 STRDUST MEMORY]
・No.018
・2000年12月発売
・1,650円(税10%込)
HGUC ガンダムGP01Fb フルバーニアン レビュー
今回レビューするHGUC フルバーニアン組んでから時間が経っていました。
レビューのために写真を撮ろうと手にとると、真ん中のアンテナが折れてなくなていました。
息子に疑惑をかけましたが、知らないというので原因不明で折れたことになりました。
組んでる最中もこの真ん中のアンテナ折れそうでいやだなと、思っていました。
案の定、折れてしまったのでした。
せめておれた部品があれば接着できたかもしれないのに、というわけでアンテナが折れたフルバーニアンのレビューです。
HGUCフルバーニアンは2000年発売ということもあり、どことなく昔のキットだと思わせるところがあります。
色分けもされてはいるけど、足りないところがところどろころあったりします。
フルバーニアンはガンダム試作1号機の宇宙仕様になっていて、コード・ネームは「ゼフィランサス・フルバーニアン」。
バーニアを増設して機動力アップをしているところから、「フルバーニアン」と呼ばれているわけです。
両肩や胸のところも増設されたバーニアとなっています。
ガンダム試作1号機(ゼフィランサス)は初代ガンダム(RX-78-2)のイメージに近いスタイルでしたが、フルバーニアンは足の曲線や長い足先のデザインがZガンダムやリ・ガズィに近い感じがします。
コア・ファイターFF-XⅡFbもついています。
変形のギミックはなく合体はできないです。
コア・ファイターⅡがバックパックと兼用しているのは、メカニックデザインをした河森正治氏が「あれだけの出力を推進装置をMSで使用していないのは考えられない」という考えからこのデザインになりました。
ちなみにコア・ファイターⅡの具体的な変形・合体機構は、ガンダム試作1号機のMG化されるときに検証。デザインされました。
初代ガンダムのコア・ファイターとだいぶ違うなと思ってたけど、そんなん考えのもとデザインされていたんですな。
しかし、具体的な合体・変形機構の設定が、当初なかったというのはおどろきです。
HGUC ガンダムGP01Fb フルバーニアンレビュー /武装・付属品
HGUC 1/144 ガンダムGP01Fb フルバーニアンの付属武器・武装は、
・ビーム・ライフル
・ビーム・サーベル(ビーム・ガン)
・シールド
となっています。
その他、フルバーニアンに装備されているのは、
・60㎜バルカン砲×2
といったところです。
ハンドパーツは握り手の左右、銃器用の右が同梱されています。
ビーム・ライフルはGP01専用として開発されたものです。
フルバーニアンになって性能が若干向上しています。
初めてEパック方式が採用されたビーム・ライフルです。
ビーム・ライフルの基本、スコープとフォアグリップは可動します。
銃身部には、ビーム・ジュッテの穴は開いています。
スコープは赤色ですが、色分けもシールもなしです。
ビーム・ライフルは、ハンドパーツをばらさないで持たすことができますが、ポロリしやすいです。
シールドはガンダムタイプらしい大型のものです。
ブルーの部分はシールにて再現しています。
持つところは、腕にさし込みかハンドパーツに持たせるか選べます。
しかし、ハンドパーツとサイズがガバガバだからまっすぐ持たせることは難しいです。
この装着が一番しっくりきます。
基部から回転させることができるから、ポーズによって角度を変化させられます。
ビーム・サーベルは、持ち手から刀身まで一体の白一色のタイプです。
最近のHGUCでは、クリアパーツになってることが多いから、すこし新鮮に感じます。
ピンクだけなら塗装できなくもないです。
HGUC ガンダムGP01Fb フルバーニアン レビュー/ 可動域・各部
HGUCフルバーニアンの可動域や各部をレビューしていきましょう。
モノアイはお決まりのシールとなっています。
色分けにそこまでこだわらないけど、メインカメラのシールがないのはちょっと残念ところです。
ヒザの赤いラインも大事だが、どっちかと言えばメインカメラのシーツがほしかった。
頭部の可動域は左右は良好です。
2重構造ではないですが、上方向・下方向にも動きます。
腕は肩と腕の間にあるアーマーがあるため、水平位置までは上がらないです。
ヒジは90度に曲がります。
肩の取り付け部分は前後の動かすことができます。
ビーム・ライフルの両手持ちも行えますが、楽々とできるというより何とかやってみせた感じです。
腰の回転はバックパックが当たるけどポーズをとるぐらいは動かせます。
脚の開脚は並、ヒザは90度に曲げれるけど、ヒザ立ちは得意ではないです。
足裏に肉抜きはなく、バーニアの造形がたくさんあるのがフルバーニアンぽいです。
アクションベース用の穴やギミックはなし、今回サイサリスの台座についていた部品をつかってアクションベースにつなぎました。
コア・ファイターFF₋XⅡFb
コア・ファイターFF-XⅡFbは飛行形態が付属しています。
見ての通りバックパックがそのまま機体となっています。
変形や合体はできないけど、そのぶんデザインがよいです。
ビーム・サーベルとなる持ち手は、ビーム・ガンと兼用になっているとのことです。
しかも、フルバーニアンではMS形態でもビーム・ガンとして使用できる優れものです。
機体下側、ライディングギアがついています。
HGUC ガンダムGP01Fb フルバーニアン レビュー/アクションポーズ
HGUCガンダムGP01Fbフルバーニアンのアクションポーズを決めていきます。
ガンダムフルバーニアン出撃!
増設されたユニバーサルブーストポッドがうなる。
肩のバーニアや胸のバーニアも色が足りないけど、プロポーションはいいです。
ビーム・ライフル発射。
ビーム・ライフルの両手持ちも決まる!
最新HGUCキットに比べると腕のスイング幅は広くないから、無理をすると破損しそうです。
それでも、ガンダムと言えばビーム・ライフル、そして両手持ちでしょ。
ビーム・サーベルを抜くポーズも無理禁物な可動域です。
白一色のビーム・サーベルは、寂しいのでHGUCガンダムリバイブのビーム・サーベルを拝借しました。
やっぱりガンダムとピンクのサーベルはお似合いです。
HGUC ガンダムGP01Fb フルバーニアンとGP02Aガンダム試作2号機
ガンダムフルバーニアンがやってきたので、サイサリスに付属していた台座で対決シーンをやってみました。
サイサリスとフルバーニアンを並べてみると、機体のカラーやシルエットの違いがよくわかります。
サイサリスのくすんだ色調に対して、フルバーニアン白が映えます。
サイサリスに付属する台座は、アーム固定された状態なのでこんな感じにしかできないです。
劇中でのビーム・サーベルの戦闘シーンは印象的でした。
「機動戦士ガンダムSTRDUST MEMORY」を観たのはだいぶ前だからか、詳しいストーリーを覚えたないのが正直なところです。
サイサリスのビーム・サーベルがずれていました。
ちょっと調べてみたら、フルバーニアンの搭乗者コウ・ウラキの声優は、ドラゴンボールのベジータと同じ堀川りょうさんなんですね。
HGUC ガンダムGP01Fb フルバーニアン レビューまとめ
HGUCガンダムGP01FB フルバーニアンのパチ組レビューでした。
機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリーに登場MSで、発売も2000年ということもあり可動域や色分けなど若干ものたりなさを感じます。
とくにメインカメラのシールがないのはさびしいです。
しかし、キットとして改めて眺めてみると、スタイルもよくガンダムらしいカッコ良さがあります。
だけど、個人的にフルバーニアンがイマイチ印象薄いのは劇中に登場する他のMSたちの個性強いからかもしれないです。
今ではRGもラインナップしていますが、価格・作りやすさではHG選ぶメリットがあると思います。
くれぐれもアンテナ破損には注意しましょう。
HGUC ガンダムGP01Fb フルバーニアン 商品詳細・定価
■RX-78GP01Fb ガンダムGP01Fb フルバーニアン[HGUC 1/144 機動戦士ガンダム0083 STRDUST MEMORY]
定価 | 1,650円(税10%込) |
発売日 | 2000年12月 |
対象年齢 | 8才 |
HGUC ガンダムGP01Fb フルバーニアン レビュー/パッケージ
HGUC ガンダムGP01Fb フルバーニアン レビュー/説明書
HGUC ガンダムGP01Fb フルバーニアン レビュー/カラーガイド
・本体等:ホワイト(100%)
・胸部等:コバルトブルー(70%)+ホワイト25%+インディブルー(5%)
・胸部インテーク等:イエロー95%+オレンジイエロー5%
・腹部等モンザレッド100%
・バックパック、ビームライフル等:ニュートラルグレー70%+ミッドナイトブル20%+ネービーブルー10%
・センサー等:蛍光グリーン100%
・コア・ファイターキャノピー:ブラック100%