HGUC ズサ (ユニコーンVer.)を レビューしていきます。
「機動戦士ガンダムユニコーン」のエピソード7で、袖付きが最終決戦に投入してきたMSです。
機動戦士ガンダムZZでは、黄色の機体で登場していましたが、ユニコーンではジオンくさいグリーンなっています。
ガンオペ2では支援機として登場、大量に装備されたミサイルを直撃したときの火力はエグイです。
ガンプラではどのように再現されているのか、HGUC ズサのレビューをしていきたいと思います。
・ミサイルポッドが再現されハッチを開いて一斉射撃体勢を再現できる。
・背面ブースター・ポッドを着脱できる。
・ネェル・アーガマを襲撃した姿は、再現できない。
■HGUC 1/144 ズサ (ユニコーンVer.)
・No.180
・2014年6月21日発売
HGUC ズサ(ユニコーンVer.)レビュー
ズサ(ユニコーンVer.)は、「機動戦士ガンダムUC」のエピソード7では、短いシーンとはいえ3機(3回)が登場しています。
とくに印象に残るシーンは、シュツルム・ガルスとネェル・アーガマに取り付くところですね。
どのシーンも一瞬でやられてしまうのですが、スマートなモビルスーツが多く登場するなか、ズングリしたズサは目にとまります。
MSとしては小型の機体だけど、背面のブースター・ポッドのゴテゴテしたところや、どっしりした脚部の重モビルスーツ感が魅力的です。
キットの色分けはそこそこされているけど、シールの部分はまあまああります。
袖付き所属の装飾は腕のところだけです。
装飾多めだとシール張りに苦労するのでありがたいところです。
後ろ姿は、とくにゴテゴテしています。
何といっても、パッケージアートにも描かれているミサイル一斉発射は迫力あります。
ブースター・ポッドがなくなったら、別のモビルスーツのようです。
HGUC ズサ(ユニコーンVer.)レビュー /武装・付属品
HGUC ズサ(ユニコーンVer.)の付属品・武装は、
・ビーム・マシンガン
・ビーム・サーベル×2
・シールド
ハンドパーツはビーム・マシンガン用右・握り左右となっています。
その他のズサの武装は、30㎜バルカン砲、ミサイルポッド(胸部・太腿・スネ)腕の3連ポッド、ブースター左右の7連装ポッドと左右4連装ポッドとミサイルランチャー満載となっています。
ブースターに装備されているミサイルポッドは上方向にスイングできます。
バルカン砲(30㎜)×2は頭部の下についています。
腕の3連装ポッドは、シールになっています。
ビーム・マシンガンは、ギラ・ドーガから流用されたので銃口部分がシールで色分けされています。
ネェル・アーガマで攻撃したいたのは、ショットガンでケンプファーから流用されたものです。
シールドもギラ・ドーガから流用。
シールドは、取り付け部分から回転させることができます。
さらに曲げることも可能です。
ビーム・サーベルは、黄色のクリアパーツで長いのと短いのがついています。
ズサの設定では、ビーム・サーベルはスネ部ミサイ・ポッド蓋側に2基づつの計4基装備しています。
これは、ブースター・ポッド排除後の近接戦闘時、火力不足を補うためでしょうか。
HGUC ズサ(ユニコーンVer.)レビュー/ 可動域・各部
ここからは、HGUCズサ(ユニコーンVer.)の各部位・可動域をレビューしていきます。
ヒジは90度ほどに曲げることができます。
上に上げるのはスムーズにできますが、水平方向にはあまり上がらないです。
ズサで一番気になるところとして、腕の取り付け部が短いせいか動かし方によっては、すぐにポロリするところです。
ヒザも約90度に曲がります。
見た目のわりによく動く脚部ですが、ヒザ立ちとかはできないです。
胸のミサイルハッチは、付け替えることでオープン状態になります。
肩の丸い赤色や胸の濃い緑のところは、シールで色分けされています。
胸のミサイルハッチオープン状態、ここもシールでの色分けです。
太腿のハッチはスライドさせてオープンします。
太腿のミサイルハッチは、気がつくと半開きになっていることがあります。
まあ、そこまで気になるところではないです。
ふくらはぎのミサイルハッチは、スネ側をガバっと引き出して開きます。
HGキットでは再現されていないけど、本来はこのハッチの裏に、ビーム・サーベルが装備されているわけです。
足の裏は肉抜きありです。
差し込み穴あるので、アクションベースに対応しています。
HGUCズサ(ユニコーンVer.)ブースター・ポッド
HGUCズサは、背面のブースター・ポッドを脱着させることができます。
設定では、対艦用の特攻兵器として使用可能となっていて、「機動戦士ガンダムユニコーン」の劇中では、このブースター・ポッドを利用して、シュツルム・ガルスが特攻を仕掛けてきます。
あのシーン好きです。
ズサの本体側には、取り付け部分の口があります。
ブースター・ポッドはアクションベースに対応しています。
ブースター・ポッドにコックピットも用意されているようですが、基本は無人で運用されます。
ブースター・ポッドの後方ビュー。
ミサイルポッドもエアインテークやスラスターの色分けはされていないです。
それでも、迫力ある後ろ姿をしています。
突撃ー!
ガンオペ2でも、ブースター・ポッド攻撃あったら面白いかもな。
ズサは、背部ブースター・ポッドを排除したら、近接戦闘にも対応、HGキットではよくわからないですが、マニュピュレータ先端は鉤爪状になっています。
その爪でルナ・チタニウムも引き裂くことができます。
ミサイルによる高火力と接近戦闘装備があって、見かけ以上にやれる奴なんだな。
HGUC ズサ(ユニコーンVer.)レビュー/フロント・サイド・リアビュー
HGUC ズサ(ユニコーンVer.)レビュー/アクションポーズ
ここからは、HGCUズサ(ユニコーンVer.)のアクションポーズを決めていきます。
フル装備のズサ発進。
ブースター・ポッドのスラスターや足の裏の肉抜きなど、細かいところを見だすと気になりますが、このフォルムはズサならではです。
ビーム・マシンガンを構える。
ビーム・マシンガンは連射もできるし、通常のビーム・ライフルも撃つことができる。
ミサイル・ポッドのハッチをオープン。
ミサイル一斉発射!!
ちなみに腰部の丸いところは、拡散ビーム砲になっています。
腕の3連装ポッドをくらえ。
ビーム・サーベルを持たせてみました。
ブースター・ポッドを分離して攻撃を仕掛けるズサ。
ブースター・ポッドがなくなったら、近接戦闘もこなせるのさ。
HGUCズサ(ユニコーンVer.)とシュツルム・ガルス
ズサ(ユニコーンVer.)と言えば、シュツルム・ガルスとのシーンでしょう。
そこでシュツルム・ガルスを用意しました。
シュツルム・ガルスは、軽量化が図られた機動力の高いMSです。
武装も武骨で、漢のMSといった雰囲気です。
「機動戦士ガンダムUC」でも数分の短いシーンでしたが、凸凹コンビの戦闘は名場面のひとつでしたね。
劇中ではシュツルム・ガルスがズサのブースター・ポッドをつかって、ネェル・アーガマへ取り付きます。
設定ではシュツルム・ガルスは、ズサのブースターを装着して運用するとなっています。
しかし、あのシーンを見る限りシュツルム・ガルスがブースター・ポッドどうやって装着して突撃しているのかわからないです。
最終的には作戦は失敗に終わるのですが、ズサの活躍もう少し見たかったですね。
HGUC ズサ(ユニコーンVer.) 商品詳細・定価
■HGUC 1/144 ズサ (ユニコーンVer.)
定価 | 2,640円(税10%込) |
発売日 | 2014年06月14日 |
対象年齢 | 8才以上 |
HGUC ズサ(ユニコーンVer.)レビューまとめ
・見た目通り可動域はそこまで広くない
・腕がポロリしやすい
・ミサイルパーツの色分けがシールのところがある
・アニメのような片側にミサイルポッド装備状態は再現できない
・迫力のフォルムが再現されている
・ミサイル一斉発射の姿はいいぞ
・ブースター・ポッドを脱着して遊べる
ズサ(ユニコーンVer.)のガンプラHGUCキットは、渋い機体カラーや豊富なミサイルポッド・武装が再現されています。
胸や太腿、スネのミサイルハッチの開閉ギミックもあって盛り上がります。
「機動戦士ガンダムユニコーン」での戦闘シーンが好きなら、組んでみたいキットだと思います。
ちなみに、ZZに登場する黄色い機体のズサは、プレバンにて販売されました。
黄色い機体のズサは、だいぶプレミアムな価格になってます。
ユニコーンVer.も再販されていないのか定価より高くなっております。
HGUC ズサ(ユニコーンVer.)レビュー/パッケージ
HGUC ズサ(ユニコーンVer.)レビュー/カラーレシピ
・本体等:よもぎ色90%+ガーくグリーン10%+イエローグリーン少量
・ブーストポッド等:ダークグリーン60%+イエロー20%+インディブルー10%+ブルーグレー10%
・関節等:グレー85%+ブラック10%+ココアブラウン5%
・ミサイル等:レッド60%+あずき色40%
・袖等ホワイト部:ホワイト100%+ネービーブルー少量
・袖等ブラック部:ブラック100%
・モノアイ等:ピンク100%
HGUC ズサ(ユニコーンVer.)レビュー /ランナー・パーツ
Bパーツ C1パーツ Dパーツ Eパーツ・PC₋002