HGガンタンク初期型(RTX-65)をレビューしていきます。
ガンタンク初期型は「機動戦士ガンダム ジ・オリジン」に登場しています。
原作のマンガでは、ファーストガンダムのガンタンクのようなデザインでしたが、アニメでは戦車っぽい姿になっています。
機動戦士ガンダム ジ・オリジンでは、シャアとセイラの幼少期母親との別れのシーン、ジオン軍のモビルワーカー試験運用の相手となったりします。
そんなガンタンク初期型、ガンプラではどんな感じなのかレビューしたいと思います。
■HG 1/144 ガンタンク初期型
・1,870円(税込)
・2015年5月15日発売
HGガンタンク初期型レビュー
ガンタンク初期型は、ファーストガンダムのガンタンクに比べると、戦車に近いスタイルです。
キャタピラの横幅も広く、全長も低く抑えられていて戦車に腕と頭がついたような感じです。
ガンタンク初期型もコックピットが頭部と本体側に分かれています。
アニメで見る感じだと、本体側のコックピットはファーストのガンタンクに比べると広そうです。
キャタピラは軟質樹脂ではなく、普通のプラにて再現されています。
いかにも動きそうなキャタピラですが、動かないです。
背中には大き目な排煙ダクトが装備されています。
機体底もしっかり作り込まれています。
武装は両肩の「大口径砲」
張り出した胸部両側に3セット装備されている「スモーク・ディスチャージ」
車両部分の前面右側に設置されている「3連装機銃」
マニュピュレータに設置されて「4連装機関砲」
マンガ版で登場しているガンタンクは、1年戦争時と同じタイプでした。
シャアとセイラ編は宇宙世紀0068年を描いた物語です。
その時代に1年戦争と同じガンタンクというは違和感があると、今西監督の意向で山根公利によってデザインされたのが、アニメ版ジ・オリジンのガンタンク初期型です。
アニメ版ジ・オリジンでは、ガンタンク初期型はストーリーの要所で登場するので、印象に残っている機体ですよね。
HGガンタンク初期型 各部
マニュピュレータの4連装機関砲は機銃部分が回転します。
大口径砲は上下に動くのに合わせて、シリンダーが伸縮してくれます。
こういうのいいっすよね。
背中の排煙ダクトも若干スイングするように可動します。
HGガンタンク初期型レビュー/可動域
ガンタンク初期型の可動域もチェックしてみましょう。
大口径砲は上方向は、思いのほか動かないです。
ファーストガンタンクのように真上近くには上がらないです。
下方向はここまでです。
左右にも動きます。
腕は水平位置まで上がります。
腕を回転して上まで上げることも問題なくできます。
腰の回転もスムーズに行えます。
履帯ユニット(キャタピラ)は、本体から離れて個別に可動させることができます。
凸凹の地形でも本体を安定させ、水平に保つための仕組みです。
MGのガンタンクで再現されていた仕組みが、HGガンタンク初期型にも使われています。
実際にこの仕組みアニメで、見ることができたのか記憶にないです。
りたいゆを離した状態の後姿です。
こんな感じに不整地でも走破できるのでしょう。
HGガンタンク初期型 ポロリ・破損注意箇所
HGガンタンク初期型は、全体に部品の取り付け部分はしっかりしていて、ポロリするようなところはないです。
あえて気になるというなら、本体のコックピットへのハッチが取れることがあります。
遊んでいて気がつくと、取れていて探すといったことが何回かありました。
破損しやすいところは、履帯ユニット取り付け部分です。
履帯ユニットの取り付け部分も、しっかりしているのですが、固くついているからか履帯ユニットを動かすことで部品に負担がかかるようで、無造作に動かすと根元から折れます。
HGガンタンク初期型レビューまとめ
HGガンタンク初期型をレビューしました。
機体のカラーも渋くデザインも武骨で、他のガンプラとは雰囲気が違います。
各部のディテールも戦車のようです。
全体のガッチリしたフォルムよく、カッコイイキットだと思います。
HGガンタンク初期型 製品情報
■大口径砲や履帯ユニットなどの武装と各部の可動により、躍動感のあるアクションポーズが決まる。
■腰部のひねりなど劇中ポーズの再現を可能にするさまざまな可動ギミックを採用。
■4連装機関砲、3連装機銃、スモーク・ディスチャージャーなど細部までこだわり精密にディテールを再現。
■劇中の設定を再現するマーキングシールが付属。
成形品×9、マーキングシール×1、ホイルシール×1、組立説明書×1
価格 | 1,870円(税込) |
発売日 | 2015年05月15日 |
対象年齢 | 8歳以上 |
HGUCガンタンク RX-75 1/144のプラモデルレビューをしていきます。 機動戦士ガンダムに登場するキャタピラ付きのモビルスーツは、ガンダム、ガンキャノンと並んで有名な機体です。 このキットカトキハジメによってリニューアルされて、発売されています。 キャタピラは可動しないですが、軟質樹脂によって再現されています。
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