「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」に登場するメッサー F01型のガンプラレビューです。
メッサー F01型はマフティー(反地球連邦政府組織)の主力機モビルスーツです。
アナハイム・エレクトロニクスが開発したギラ・ドーガを再設計した重量機、1/144スケールとしては大きなサイズです。
閃光のハサウェイのMSが、どんな感じに立体化されているのかレビューしていきます。
・機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイに登場するMS
・胴体内部に可動ギミックがある
・レッドとウッドブラウンの機体カラーが新鮮
■HGUC 1/144 メッサーF01型
・No.233
・2,750円
・2020年07月04日発売
HGUC メッサー F01型 レビュー
メッサーF01型は、全体にがっしりしたスタイルで機体カラーは、ライトブラウンと赤茶色の成形色です。
ギラ・ドーガを再設計しているから、モノアイやスパイク付きの肩にジオン系を感じさせますが、アナハイム社が反地球連邦政府組織(テロ組織)にモビルスーツを供給していること隠すため、外装の大半を変更しています。
ジオン系ぽいけど、どちらでもないような独特な姿になっているわけです。
頭部はギラ・ドーガを思わせるかたちをしているけど、モノイア周りのデザインは変更され、頭部バルカンも増設されています。
ヤクト・ドーガに似た顔だけど、色のせいかどことなくハゲタカにみえてきます。
胸部のエアインテークは連邦系のような構造をしています。
武装は連邦軍のジェガンのものを流用しています。
ビーム・サーベルもRGM-89 ジェガンA型と同じタイプを装備している。
シールは少なめで、モノアイと黄色の足りないところに使われています。
顔回りの黄色はシールになっています。
肩のパイプの付け根もシールです。
メッサー F01型HGUC レビュー /武装・付属品
- ロング・ビーム・ライフル
- シールド
- ビーム・サーベル
- バルカン砲
ハンドパーツは、握り武器用左右、ライフル用右がついています。
その他、アクションベース用のジョイントが付属します。
余剰パーツはランナーの関係で多めです。
ロング・ビーム・ライフルはグレー1色となっています。
説明書をみるとロング・ビーム・ライフルは、ライトグリーン、ブラウン、オレンジ(スコープ)と塗分けされています。
こだわるなら塗分けが必要です。
大型シールドはウェポンラックにもなっています。
左腕に取り付けることができ、パーツを差し替えて取り付け位置を変更できます。
ビーム・サーベルもジェガン用を流用して装備しています。
設定では肩のスパイクアーマーに1基、シールド内側に2基収納、HGUCキットでは柄部分は2個付属なので、どちらか選んで取り付けることになります。
HGUCメッサーは、ジョイントパーツを使ってアクションベースにディスプレイできます。
アクションベース5差し込み用ACB-5 13に対応している。
メッサーはサイズが大きいから、アクションベース5だとちょっと不安定です。
メッサー F01型HGUC レビュー/ 可動域・各部
HGUCメッサー F01型の可動域も見ていきます。
腕は水平位置まで上げることができます。
開脚はスカートは干渉はしないけど平均的なかんじです。
腕を上方向への回転もスムーズです。
ヒジは2重関節になっていてしっかり曲げることができます。
ヒザは90度に曲げられますが、太ももの前後の可動はスカートが干渉します。
そのさいスカートが取れやすいです。
肩のアーマー部分が上に可動します。
腕の取り付け部は、このようにスライドします。
背中のスラスターは上下に可動し、カバーもスラスターの動きにあわせて動かすことができます。
メッサーの頭部は、ボディと干渉するから左右にはあまり動かないです。
そのかわり頭部の取り付け部分が、上にスライドするギミックがあり動かすことができる。
HGUCメッサーF01型のボディの上半身は、他のキットでは見たことないような可動ができます。
上半身が3つのパーツに分かれていて、前方にグィンと動かすことができます。
これだけ前方に動くので、この動きを使ってポーズが決めることができそうです。
このグィンと動くギミックのおかげで、左右の動きの幅も広いです。
そのかわり腰の回転はこの程度となります。
そのほか、リアスカートを開閉させることができます。
リアスカートを開くと、スラスターが露出します。
この動きは劇中でどんな感じになっているのか、気になるところです。
メッサー F01型HGUC レビュー/フロント・サイド・リアビュー
メッサー F01型HGUC レビュー/アクションポーズ
メッサーとグスタフ・カール
グスタフ・カールは「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の連邦軍キンバレー隊の主力MSとして登場します。
小説版の挿絵では、だいぶスマートなグスタフ・カールが描かれています。
映画版ではおそらくキット化されたグスタフ・カールが登場すると思います。
映画版のグスタフ・カールは「機動戦士ガンダムUC」とは違うバリエーションがあるかもしれないですね。
HGUC メッサー F01型 商品詳細・定価
■HGUC 1/144 メッサーF01型
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場するメッサーF01型が胴体内部に可動ギミックを搭載し、HGシリーズに登場!
■各所に可動箇所を設けることで、メッサーのアクションポーズを最大限引き出す構造となっている。
■サイドアーマーは脚部の動きの幅にゆとりを持たせるスライドギミックを搭載。
■ビーム・ライフル、ビーム・サーベル、シールドが付属。
【付属品】
■ビーム・ライフル×1
■シールド×1
■ビーム・サーベル×2
■ホイルシール×1
引用:BANDAI Hobby SITE
定価 | 2,750円(税10%込) |
発売日 | 2020年07月04日 |
対象年齢 | 8才以上 |
メッサー F01型 HGUC レビューまとめ
・頭部の黄色いシールがイマイチ
・よく動くけど接地性はよくない
・スカートが取れやすい
・ポリキャップレスでよく動く
・HGUC1/144としては大き目なサイズ
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイに登場するメッサーは、マフティーの主力量産機です。
ポリキャップなしで成形色による色分けも良好です。
とくにヒザ部分のダークブラウンのパーツが、「ほほー」と思うところでした。
ガンプラ売り場でパッケージをみた時点では、誰かの専用機かと思っていましたが、このデザインと図体で量産機と知ってびっくりでした。
メッサーを組むにあたって、今までタイトルしか知らなかった「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の小説も読んでみました。
物語では、メッサーと対するのはグスタフ・カールなので、この大きさがないと絵にならないということでしょうか。
小説ではメッサーにF01型といった表記はされていないけど、劇場版の公式ページでは「メッサー F02型」を確認できることから、メッサーのバリエーションとしてF02型がプレバンあたりで発売されるかもしれないですね。
個人的には、メッサーが搭乗するギャルセゾンのキットが出るのか、楽しみなところです。