MG ガンダム Ver.1.5 レビュー|1/100

ガンプラMG RX-78-2 ガンダム Ver.1.5のレビューです。

マスターグレード(MG)の第一弾として発売された「RX-78-2 ガンダム」をグレードアップしてVer.1.5となったキットです。

頭部、胸部などを新規パーツによってプロポーションが新しくなり、脚部にはダンパーが一体になった成形ランナーが使用さています。

MG第一弾の「 RX-78-2 ガンダム」との違いもみながらレビューをしていきます。


MG RX-78-2 ガンダム Ver.1.5特徴

・MG RX-78-2 ガンダムのリニューアルVer.
・脚部の内部メカ一体成型ランナーを使用

製品情報

■MG 1/100 RX-78-2 ガンダム ver.1.5
・2000年06月発売
・3,300円(税10%込)

created by Rinker
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)

MG ガンダム Ver.1.5 レビュー

MG RX-78-2 ガンダム Ver.1.5は、Ver.1.0をベースに頭部、胸部、両肩、ヒジ関節、下半身に新規パーツが導入されました。

1.0をベースにしているからVer.1.5と言っていますが、多くの部分に新規パーツが使われていて、Ver.2.0といっていいぐらいです。

ホイルシールは目とメイン、アンテナの赤いところに使います。

Ver.1.0では別パーツになっていたアンテナは、Ver.1.5では一体でシールによる色分けになってしまっていますが、Ver.1.0のアンテナが余剰パーツとしてあり、使うことができます。


デカールとマーキングシール

デザインの方向はどちらかというと、1998年に発売されたPGガンダムに寄せた感じがします。


下半身に内部メカとして、一体成型ランナーが使われたのと、足も大きくなってことで安定感が増しています。


左:MGガンダムVer.1.0・右:MGガンダムVer.1.5

MG第一弾のガンダムと並べてみます。

Ver.1.5のほうが肩や腰アーマーが角ばったデザインになっています。

こうやってみるとVer.1.0のガンダムは、各部のデザインがスッとしていてある意味、新しいです。

Ver.1.0

Ver.1.0は胸部にモールドが、多く入っていて胸元の黄色いパーツも深くまであります。


MGガンダムVer.1.5レビュー
Ver.1.5

Ver.1.5になって横基調のデザインになって安定感がでた感じがします。

顔もキリリとしてかっこよくなりました。

Ver.1.0のアンテナパーツを使うこともできるけど、バランスがよくなくなるかも。

ヒジパーツも新しくなっていますが、Ver.1.5でもどことなく強度がなく、フニャっとしています。


コックピットハッチは変わらず開閉します。


シートにパイロット(アムロ・レイ)も座っています。


股間部分も形が違います。


前腕部のハッチ開閉ギミックも同じです。


MGガンダムVer.1.0

頭部の開閉ギミック。

内部メカと開閉ギミックがあるせいか顔が真ん中に寄ってるように見える。



Ver.1.0では頭部の内部メカがあり開くことができましたが、Ver.1.5ではその仕組みはなくなっています。



バックパックは同じ形です。


脚部の新規パーツになっています。


左:Ver.1.0・右:Ver.1.5

内部メカとして一体成型ランナーになって関節の強度のしっかり感が上がり、可動域もアップしています。

ヒザ立ちもそれなりに決まるようになっています。


MGガンダムVer.1.0では、脚部のハッチの開閉はふくらはぎだけでしたが、Ver.1.5になって太もも後ろも追加されています。


>>MG 第一弾RX-78-2 ガンダム レビューはこちら

MG ガンダム Ver.1.5 レビュー /武装・付属品

MG RX-78-2 ガンダム Ver.1.5の主な武装や付属品
・ビーム・ライフル
・ハイパー・バズーカ
・シールド
・ビーム・サーベル
・ビーム・ジャベリン
・ガンダムハンマー

ハンドパーツ
・武器用左右
・握り左右

その他、アムロ・レイが付属しています。


ビーム・ライフルは変わらない形です。


スコープとフォアグリップは可動します。


ハンドパーツは、人差し指、親指、その他のパーツになっていて武器をしっかりもたせるのにむいています。


余裕ではないけどビーム・ライフルを、両手で構えることも可能です。


シールドもVer.1.0と同タイプ。


シールドの覗き窓にはクリアパーツが使われています。


グリップの位置を変えることができます。


シールドのグリップは位置が変えれるけど、グリップだけで装備するのはグラグラして安定しないです。


定番のバックパックにシールドを取り付けるのが一番安定します。


ハイパー・バズーカは、モナカのよくみるタイプです。

グリップは固定されているのでポージングの自由度は低めです。


腰部分を開いてハイパー・バズーカを取り付けることができます。


ビーム・サーベルは最新のHGと同じぐらいの長さです。


サーベルを抜くポーズはギリできる可動範囲です。


ビーム・ジャベリンは先端がクリアパーツでこだわるならピンクで要塗装。


ビーム・ジャベリンとガンダムハンマーはVer.1.5で追加された武装です。


こちらはヘルメットをかぶったアムロ・レイ。


MG ガンダム Ver.1.5 コア・ファイター

MGガンダムVer.1.5コアファイターレビュー

続いてコア・ファイターのレビューです。

コア・ファイターはVer.1.0と同じです。


コックピット横の部分や尾翼の一部など色分けされていないところもあります。

ちなみにコックピットのキャノピーは開閉できないです。

変形させるときは、ランディングギアと尾翼を外してやります。


変形した状態。

コア・ブロックパーツのかわりに変形させたコア・ファイターを組み込むこともできます。


MG ガンダム Ver.1.5 Ver.2.0の違い

MGガンダム左Ver.2.0Ver.1.5レビュー違い
左:Ver.2.0、右:Ver.1.5

MG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0も並べてみました。


左:Ver.2.0、右:Ver.1.5

MG ガンダム Ver.2.0はモールドやディテールをなくしてアニメのガンダムのデザインをイメージしたキットになっています。


とくに手のデザインが丸いのがアニメっぽいです。


バックパックもシンプルつくりです。

MGとしては物足りなさがあります。



脚部もするりとして美しいです。


Ver.1.5のガンダムは足が大きくなって立たせたとき、安定感はあるけど接地性はイマイチ、それを改善したかったのか、足はつま先とかかとが可動して接地感を高めてくれています。


MG ガンダム Ver.1.5 レビュー/アクションポーズ

MG ガンダム Ver.1.5 商品詳細・定価

■MG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.1.5

マスターグレード(MG)第一弾として95年7月に発売された「ガンダム」が、最新技術によりグレードアップして2000年夏に登場。

頭部、胸部、両肩、肘関節、下半身と全身に新規パーツを導入し、新プロポーションを追求。最大の特徴は、脚部内部メカ部分に、ダンパーを一体成形したランナーを使用することで、パーツをランナーから切り離すだけで、可動させることが出来ます。

武器には、新たにガンダムハンマーとビームジャベリンが追加されます。また、ビームライフル、バズーカ用の専用の握り手首も付属。MGの新機軸を、ぜひ体験下さい。

定価 3,300円(税10%込)
発売日 2000年06月
対象年齢 15才以上
created by Rinker
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)

MG ガンダム Ver.1.5 レビューまとめ

MG ガンダム Ver.1.5の気になるところ

・ヒジがやわらかい
・シールドを安定して持たせにくい

MG ガンダム Ver.1.5のいいところ

・脚部がしっかりして可動域がアップしている
・Ver.1.5のプロポーションが一番好きかも

MG ガンダム Ver.1.5のレビューをしました。

Ver.1.0のバージョンアップ版で同じところも多いですが、新規パーツや武装が追加されています。

どことなくデザインが詰められてなかったVer.1.0でしたが、各部のデザインが整った感じがします。

MGガンダムは、Ver.1.5のほかに今回一緒に並べたVer.2.0 、Ver.Ka、Ver.3.0とたくさんの種類がありますが、デザインとしては一番ガンダムらしく安心感あるのがVer.1.5だと思います。


MG ガンダム Ver.1.5 レビュー/パッケージ

パッケージ
MGガンダムVer1.5レビュー説明書
説明書