MGガンダムVer.2.0レビュー,ガンダムハンマー

ガンプラ MG RX-78-2ガンダム Ver.2.0のレビューです。

MG(マスターグレード)のガンダムは、いろんなモデルが登場していますが、MGガンダム Ver.2.0は、テレビアニメのガンダムのプロポーションをイメージしたキットとなっています。

外観にディテールがなくスルッとした見た目ですが、内部のフレームや可動域が格段にアップしています。

MGガンダムやVer.1.5との違いもレビューしています。


MG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0の特徴

・テレビアニメのガンダムのフォルムを再現
・フォルムとアクションを目指したインナーフレーム
・モールドがなくディテールがないシンプルな見た目

製品情報

■MG 1/100 RX-78-2 ガンダム Ver.2.0 
・2008年07月26日発売
・4,620円(税)

MG ガンダム Ver.2.0 レビュー

まずはMG RX-78-2ガンダム Ver.2.0の正面からです。

TVアニメのガンダムの意匠を徹底したということで、各部にモールドやディテールがなく今までのMGガンダムとは方向性が違います。


頭部のツインアイとメインカメラはシールで色分けされます。

MGガンダムVer.1.5で整った顔がいくらか丸顔になった感じがします。

何がどういいのかわからないけど、このガンダムの顔はかなり好みです。


頭部バルカンは内部パーツに取り付けられています。


頭部バルカン以外にへの字のところや頬のダクトも、開口しています。

組んでいてお見事と思ったところです。


プロポーションもよく安定感もあるのですが、いくらか足(スリッパ)が小ぶりで可愛く見えます。


胸のエアインテークもアニメのガンダムのように埋め込まれたものになっています。

フィンを動かすことができます。


MGガンダムとVer.1.5まであった外装のハッチ開閉ギミックはなくなったかわりに、内部フレームがこだわっています。


どことなく小さめな足とは逆に、大き目のハンドパーツもアニメのガンダムを思い出させます。


ランドセルの四角はシールドをマウントするときに使います。

おしりの四角はビーム・ライフルやハイパー・バズーカを取り付けるときに使います。


ランドセルもシンプルで厚みもおさえてあります。


だけど外装パーツを外すと内部はしっかりつくられています。


MG ガンダム Ver.2.0 レビュー/武装・付属品

MG ガンダム Ver.2.0の武装は、
・ビーム・ライフル
・スーパー・ナパーム
・ハイパー・バズーカ
・シールド
・ビーム・サーベル
・ビーム・ジャベリン
・ガンダム・ハンマー

スーパー・ナパームがついて武装はフル装備です。


その他、

・コア・ファイター用の台座
・アムロ・レイ(私服とノーマルスーツ)
・アクションベース用パーツ


ビーム・ライフルはモナカではなく合わせ目が出ないタイプです。


スコープとフォアグリップが動きます。


ビーム・ライフルも改装を外せて、内部メカが再現されています。


ハンドパーツとフィットするようになっています。


手のひらにあるでっぱりと合うようになっています。

指は中指と小指は一体になっていますが、各指の関節が曲がります。


最初は大きいと思っていた手も遊んでいると気にならなくなってきます。


ビーム・ライフルは両手で構えることもできます。



いつものこの位置にビーム・ライフルを取り付けることも可能。


ビーム・ライフルに、スーパー・ナパームを取り付けます。


先端にナパームを装備することで、スーパー・ナパームになります。

ガンプラMG初の立体化という、「こんな武装あったか?」となるスーパー・ナパーム、テレビアニメでは第2話「ガンダム破壊命令」に登場したレア装備です。


ガンオペ2をプレイしていると、この状態を見ることはあるけどアニメではガンダムがスーパー・ナパームを脇に抱えている姿しか描かれていないです。


ライフル先端下に固定されグレネードランチャーのような武装になります。


アニメではこんな感じに脇に抱えて登場しただけで、そのあとスーパー・ナパームを見ることはできなかったです。



ハイパー・バズーカは色分けされています。


グリップが動くようになり持ったときの自由度が上がっています。


ハイパー・バズーカもここに装着できます。


ガンダム・ハンマーも付属しています。


チェーン部分に鉄球とグリップを取り付けるいつものやつです。

ハイパーハンマーが立体化される日はくるのでしょうか。


シールドはグリップと前腕に接続して持たせます。


グリップや接続するところも可動し、グリップの基部も上下にスライドします。


のぞき穴のシャッターも開閉できます。


MG ガンダムとVer.1.5ではシールドを安定して持たせにくかったですが、Ver.2.0は前腕に接続することでしっかり装備できます。


シールドを上下に位置を変えて装着するとこんな感じになります。


ビーム・サーベルは、Ver.1.5より長いものになりました。


腕の取り付け部分の可動域がアップしたことで、ビーム・サーベルを抜くポーズも余裕でとれるようになりました。


ピンクのサーベルが2本つくので2刀持ちも決まります。

ビーム・サーベルの2刀持ちは、やっぱカッコイイな。



ビームジャベリンはビーム・サーベルの柄を取り付けます。


腕の関節強度が上がってビーム・ジャベリンを片手で持っても下がってくることはなくなりました。


先端のビーム部分は無色クリヤーです。


アムロ・レイのフィギュア、私服姿とノーマルスーツがついています。


MG ガンダム Ver.2.0 レビュー/ 可動域・各部

MG ガンダム Ver.2.0は、「フォルムとアクションを徹底した」といううたい文句通り、フルアクションインナーフレームはスムーズで可動域もアップしてます。

ヒジは二重関節でしっかり曲げることができます。


腕の取り付け部分は前方に大きく動きます。


腕を真上に上げる動作もできるぞ!


ハンドパーツは各指の関節が動くタイプです。


それぞれ指の関節は動くけど中指から小指までは一体になっているからピースサインはできないです。


ヒザも二重関節で正座だってできるぞ!

曲げると内供のフレームが見えるのがいいです。


股間の耐熱フィールドのハッチの開閉ギミックも再現されています。

このギミックいろいろポーズを決めてさわっていると、勝手に開いてしまうことがしばしばあります。



足裏のモールドやディテールもしっかりあります。


つま先かかとが独立して動きます。


こんな感じのポーズのとき接地感を高めてくれます。


内部メカ

MG ガンダム Ver.2.0レビュー内部メカ

外装パーツを半分外してみます。

外装はするっとしていますが、内部メカの造形はしっかりしています。


内部フレーム上半身。

Ver.2.0は、コアブロックパーツはついていないので、変形させたコア・ファイターで合体させます。


内部パーツに頭部バルカンが取り付けられています。


関節を曲げると連動して動きます。


膝を曲げると太もものパーツが一緒に動きます。


MG ガンダム Ver.2.0 レビュー/コア・ファイター

MG ガンダム Ver.2.0のコア・ファイターは、ギミックが増えたからかライディングギアがなしになりました。


専用のスタンドが付属します。


コックピット横のところも色分けされました。


ミサイル発射口が開きます。


コックピットのキャノピーは後方にスライドして開きます。


コアブロックへの変形は差し替えなしで行えます。


わかりにくいですがシートがアニメのように回転して向きが変わります。


シート下の部分をひっくり返して向きを変えます。


コア・ファイターなしでもAパーツとBパーツを合体できます。

なしでも合体できるけど、コア・ファイターなしで合体だと外れやすいです。

   

MG ガンダム Ver.2.0 レビュー/Ver.1.0 Ver.1.5と違い

MG RX-78-2ガンダム Ver.2.0とMG ガンダムVer.1.0(無印)、Ver.1.5の違いをレビューしていきます。


左からMG ガンダム、Ver.1.5、Ver.2.0と並んでいます。

MG ガンダムVer.1.0(便宜上)とVer.1.5は前腕や脚部にハッチがオープンするギミックがありました。

プロポーションは、Ver.1.0が一番スマート、Ver.1.5で脚がしっかりしたプロポーションになりVer.2.0はテレビアニメ寄りになり方向性が変わっています。


MGガンダムVer.2.0とVer.1.0の違いレビュー
MG ガンダムVer.1.0

MG第一弾だったガンダムの顔は、頭部の開閉ギミックがあるためか顔が真ん中よりです。

(顔がイマイチなのはシールの貼り方に問題もあるかも)

肩アーマーの斜めの線が強めです。


Ver.1.5になって頭部の開閉ギミックはなくなり、顔のバランスがよくなった感じです。


MG ガンダム Ver.2.0は目の下の赤色が大きくなり、丸顔になった。


左:Ver.1.0、真中:Ver.1.5、右:Ver.2.0

Ver.2.0は各部のモールドがなくなりデザインもシンプルになっています。


とくにシンプルになってるのがランドセル、組んでるとき「こんなに簡素だったかな」となりますが、アニメを見ると「そういえばこんなんだった」となります。


脚部は可動域が順番によくなっています。


Ver.1.0は細身の脚部です。


Ver.1.5で安定感ある大きさになりました。


Ver.2.0はつま先とかかとも動くようになりました。


元祖MGガンダムは、今のガンプラから見ると関節や可動域が一昔前で、Ver.1.5は元祖より良くなっています。

Ver.2.0は可動域や色分けと、全てがよくなっているけどデザインは好みが分かれそうなところです。

個人的にはVer.1.5の姿が好きだけど、シールドをしっかり持てないのが残念なところです。


>>MG RX-78-2ガンダムレビューはこちら


>>MG RX-78-2ガンダム Ver.1.5のレビューはこちら

MG ガンダム Ver.2.0 レビュー/アクションポーズ

MG ガンダム Ver.2.0 レビュー商品詳細・定価

■MG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver.2.0

「機動戦士ガンダム」より、進化し続ける“RX-78-2 ガンダム”に待望のVer.2.0、遂にマスターグレードにラインナップ!

TVアニメに登場するガンダムの意匠を徹底したフォルムとアクションを再現 アウター式可動を取り入れた『フルアクションインナーフレーム』によりコア・ファイターを搭載しながら、腰のひねりや上下の可動を実現 三重関節化された足底部により、高い接地性を確保

劇中のフォルムを忠実に再現したコア・ファイターは、コア・ブロックへの変形時、コクピットシートが正面を向くギミックを搭載

付属する武器、ビーム・ライフル、スーパー・ナパーム、ハイパー・バズーカ、ビーム・サーベル×2、ビーム・ジャベリン、ガンダム・ハンマー、シールドにも各々ギミックが満載

定価 4,620円(税10%込)
発売日 2008年07月26日
対象年齢 15才以上

MG ガンダム Ver.2.0 レビューまとめ

MG ガンダム Ver.2.0の気になるところ

・足が気持ち小さい
・耐熱フィルムのハッチが勝手に開きやすい

MG ガンダム Ver.2.0のいいところ

・シンプルなアニメ寄りのデザイン
・可動域、色分けがすばらしい
・見た目なシンプルだけど内部メカがすごい

MG RX-78-2 ガンダム Ver.2.0を組んだ感想は、パーツがヒタッと合わさるのが気持ちいいところです。

うまく表現できないのですが、パーツがストレスなくはまってくれます。

完成した姿はシンプルで、物足りない印象をうけますが、ポーズを決めて動かしていると、大きく感じた手やどことなく小さい足も気にならなくなって、「このガンダムいいね!」と楽しくなってきます。

MG ガンダムはさらにVer.3.0があります。(まだ組んでいないけど)そちらもさらに進化してると思うけど、Ver.2.0はアニメの意匠モデルとしては、完成形だと思います。


MG ガンダム Ver.2.0 レビュー/パッケージ