「ザクⅡ」MS-06S MGレビュー|ジオン公国軍指揮官用モビルスーツ

MG  MS-06S ザクⅡ(シャア専用ザク)のガンプラをレビューします。

「機動戦士ガンダム」に登場するシャア・アズナブル専用のMSです。

MG(マスターグレード) RX-78-2 ガンダムに続いて、1995年11月に発売されました。


パッケージ

劇中の姿をイメージしたプロポーションで、ザクマシンガンの他、175㎜マゼラトップ砲やシュツルムファウストも付属します。


MG MS-06S ザクⅡ特徴

・ジオン公国軍の赤い彗星「シャア・アズナブル」の専用機
・メンテナンスハッチの内部が再現されている
・オプション武器としてマゼラトップ砲が付属

製品情報

■MG 1/100 MS-06S ザクⅡ
・1995年11月発売
・2,750円(税10%込)

MG MS-06S ザクⅡレビュー

MG MS-06S ザクⅡは1995年発売のキット、可動域や合わせ目など古さを感じますが、色分けやプロポーションは良好です。

アニメの姿を再現しつつ程よくパネルラインが入っています。

ガンダムデカールやシール、色分けを補う赤色のシールが付属します。


モノアイはクリアパーツにピンクのシールで再現。

頭部ハッチを開くとモノアイ基部のメカニックを見ることができます。


TVタイプのアンテナ
リアルタイプ

アンテナ(マルチ・ブレード・アンテナ)は、TVタイプとリアルタイプから選ぶことができます。

アンテナなしの頭部パーツにすることも可能です。


モノアイは後頭部のツマミで左右に動かすことができます。

組み方がよくないのかわからないけど、初期のMGザクをいくつか組んでみて、このツマミでスムーズに動かすのは難しいです。


胸パーツが前方に開くとコックピット見ることができます。

シートに座るのは、ノーマルスーツを着ていないシャアです。


動力パイプはスプリングとパイプパーツによって再現されています。

パイプパーツの隙間から見えるスプリングがいい感じです。


ヒジ関節の可動域は90度ほど、最新のガンプラに比べるとあまり曲がらないです。


背中のスラスター(ランドセル)は、赤色で大型のバーニアノズルになっています。


外装パーツを外すと内部メカを見るとこもできます。


バーニアノズルはそれぞれ上下に動かすことができます。


脚部(AMBACシステム)の補助バーニアも再現されています。


脚部の可動域もこんな程度で、ヒザ立ちするのはだいぶ難しいです。


脚部のひざから下も内部メカが再現されています。


足裏はこんな感じです。


MG MS-06S ザクⅡレビュー /武装・付属品

MG MS-06S「ザクⅡ」の主な武装、付属品は、

・280㎜バズーカ
・175㎜マゼラトップ砲
・ザク・マシンガン
・シュツルム・ファウスト
・ヒート・ホーク

その他、ザク・マシンガンの予備マガジン、シュツルム・ファウストのジョイントパーツ。

ハンドパーツ
・平手左右
・握り左右

立ち姿のシャア・アズナブルも付属しています。

台座はないので両テープでも使わないと立たないです。


武器を持たせるハンドパーツは、人差し指、親指、が独立して動くタイプです。

中指から小指までは一体パーツ。


ザク・マシンガン(120㎜マシンガン)は、マガジンが取り外しができ、フォアグリップとサイトスコープは動かせます。


スコープ内はピンクのシールで再現されています。


予備のマガジンはマウントラッチ下に取り付けられます。


安定感はないけど両手で構えることも可能です。


バズーカもフォアグリップとサイトスコープが動かせます。

持つところのグリップは動かないです。

こちらもスコープはピンクのシールになっています。


バズーカも両手で構えることができます。


スコープをたたんでマウントラッチに取り付けてみました。


175㎜マゼラトップ砲は、地上部隊の主力洗車マゼラトップに搭載されていた175㎜砲を前線の現地改修でMS用兵器として使用された武装です。


マゼラトップ砲は量産型ザクが持ってるイメージですが、シャアザクが装備するのもありですね。


マゼラトップ砲も両手で構えて持てます。

画像を見てから気になったんだけど、どっちのグリップをメインに持った方がいいのでしょうか?


ヒート・ホークは赤色の一体パーツです。


腰にマウントできます。


ヒート・ホークは持ち手に引っかかりがないので、持たせるときはうまいこと持たせないと、クルクル回ってしまします。


シュツルム・ファウストは、2発ついています。


シュツルム・ファウストはジョイントパーツで腰に装備できます。


2発あるので両側に装備してみました。


MG MS-06S ザクⅡレビュー/アクションポーズ

MG RX-78-2 ガンダム Ver.1.5と並べてみました。


どちらのキットも劇中再現をするのは、難しい可動域です。

イメージはシャアとアムロの最初の対決シーンです。


「見せてもらおうか、連邦軍のモビルスーツの性能とやらを」


MG MS-06S ザクⅡ 商品詳細・定価

■MG 1/100 MS-06S ザクⅡ

「機動戦士ガンダム」より、ジオン公国軍のエースパイロット「赤い彗星」こと、「シャア・アズナブル」少佐の専用機のキット化です。rバックパックや足部の大型バーニアは、細密なディティールで再現しました。頭部は、メンテナンスハッチの内部に至るまで再現されており、モノアイも左右へ可動します。ザクの象徴的な武器である120mmマシンガン、ヒートホークの他に、オプション武器として175mmマゼラトップ砲とジオン系モビルスーツには欠かせないシュツルムファウストが2本付いています。

定価 2,750円(税10%込)
発売日 1995年11月
対象年齢 15才以上

HGUC レビューまとめ

MG MS-06S ザクⅡの気になるところ

・古いキットなので可動範囲は広くない
・武器が持たせにくい
・合わせ目はそれなりに目立つ

MG MS-06S ザクⅡのいいところ

・武骨なスタイルがいい
・武器が豊富
・スプリングとパーツで動力パイプが再現されている

MG MS-06S ザクⅡ(シャア専用ザク)は、1995年に発売されたものなので、可動域や合わせ目は気になるところです。

腰をひねる動きができなかったり、脚部の可動範囲も広くないので劇中ポーズを再現することも難しいです。

しかし、全体的にザクらしい武骨な姿はこのキットのいいところだと思います。




MG MS-06S ザクⅡ レビュー/パッケージ

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