??ムーンガンダムって何

ここでは、「機動戦士ムーンガンダム」について解説しています。

アマゾンなんかでガンプラ探していると、「ムーンガンダム」という聞いたことないガンプラが出てきて、何コレってなりました。

もともと、ガンダム全般に詳しいわけではないけど、気になった次第です。

まずは、「機動戦士ムーンガンダム」って何?

ムーンガンダムとは?

ムーンガンダムは、「機動戦士ムーンガンダム」に登場する登場するモビルスーツです。

「ガンダムエース」にて連載中の漫画、ストーリーは福井晴敏(ガンダムUC)、漫画は虎哉孝征となっていて、2017年11月から始まっています。

宇宙世紀を舞台とした作品で、機動戦士ガンダムZZ(宇宙世紀0088年)から、機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(宇宙世紀0093年)までを描かれています。

これまで、描かれていなかった宇宙世紀0092年の物語です。

ムーンガンダムのあらすじは、どんな感じなのでしょうか?

ムーンガンダムのストーリー(あらすじ)

宇宙世紀0092年、「忘れられたコロニー」と呼ばれる旧式スペースコロニーのムーン・ムーンでは、光族(ひかりぞく)の人々が暮らしていました。

光族は、4年前の第一次ネオ・ジオン抗争(機動戦士ガンダムZZ)の悲劇を繰り返さないために、機械に頼ることを戒め牧歌的な暮らしを送っています。

しかし、そこにサイコガンダムMk-Ⅳ Gドアーズの頭部と残骸が、ムーン・ムーンの外壁に衝突します。

衝突によってスペースコロニー内の環境に不具合が起こり、コロニー公社に修理を依頼することになります。

使者として主人公・ユッタ・カシームたちが、派遣されます。

ユッタたちの宇宙船は、ネオ・ジオンの偽装船「アトラント3」とロンド・ベルとの戦闘に巻き込まれてしまいます。

そのさなか友人を助けるために、船外に出て戦場を漂流しているところを、ネオ・ジオンの偽装船「アトラント3」に乗る強化人間・アゴズ・アラートに助けられます。

アゴズは遭難したジオンの皇女ミネバ・ラオ・ザビを探していました。

アゴズは強化人間なのに、ファンネルが使うことができません、しかしユッタをモビルスーツバルギルに搭乗させると、動かなかったファンネルは動き出します。

そして、ミネバを探し出すことができます。

光族はコロニーの修理を手伝ってもらうことを条件に、アトラント3をムーン・ムーンに滞在許可します。

そこで、ロンド・ベルとミネバの暗殺をもくろむネオ・ジオン過激派との戦闘が勃発します。

ユッタは避難途中に負傷してしまったアゴスのかわりに、Gドアーズの頭部を取り付け応急修理したバルギル(ムーンガンダム)を起動。

光族の人々を助けるために出撃するのでした。

単行本は

機動戦士ムーンガンダムは、単行本3巻までが第1部となっています。

単行本4巻から第2部になり、現在(2020年4月)第5巻まで発売されています。

機動戦士ムーンガンダムの見どころ

機動戦士ムーンガンダムは、スペースコロニー「ムーン・ムーン」に暮らす光族の少年ユッタ・カシームが、戦いに巻き込まれニュータイプのチカラに目覚めます。

見どころとしては、今まで描かれていなかった「ZZ」と「逆襲のシャア」の間の物語、宇宙世紀シリーズだから、アムロやブライトも登場しているところです。

そして、やっぱりモビルスーツが見どころでしょう。

ムーンガンダムのベースは「バルギル」そこにガンダムの頭部を組み合わせて、修理した機体です。

この機体が、のちのサザビーにプロトタイプとなります。

あとつけの設定とはいえ、サイコフレームを搭載した「サザビー」や「νガンダム」へと運用されていく技術をみることができます。


ムーンガンダム登場モビルスーツ・兵器

ここからは「機動戦士ムーンガンダム」の登場モビルスーツをまとめています。

AMS-123X-X ムーンガンダム

主人公のユッタ・カシームが搭乗する機体。

バルギルの胴体にサイコガンダムMk-Ⅳ Gドアーズの頭部と特徴的な「サイコプレート」を移植しています。

三日月状のサイコプレートを背中に連結している姿が特徴的です。

ムーン・ムーンで生まれたガンダムで「ムーンガンダム」と名付けられました。

AMS-123X バルギル

強化人間アゴラ・ラガートが搭乗していた機体。

シータプラスとの戦闘で頭部を破損、その後Gドアーズのデータ解析を行うため、Gドアーズの頭部がつけられ改修されてムーンガンダムとなる。

この機体がサザビーの原型、外見やサイコミュといった武装もサザビーに似ています。

MRX-013₋3 サイコガンダムMk-Ⅳ Gドアーズ

ティターンズ残党が保有しているモビルスーツ。

機体はティターンズカラー、装甲の隙間から緑色の発光ユニットが見えている。

サイコフレームを組み込んだ16枚の「サイコプレート」を外装に装備しているのが特徴。

サイコガンダムMk-Ⅳの3号機、「機動戦士ムーンガンダム」では、アムロ・レイのリック・ディジェにやられて、頭部とサイコプレートの残骸が「ムーン・ムーン」に衝突する。

AMX-104L アルス・ジャジャ

ネオ・ジオン軍のオルボ・マルシェフの搭乗機。

「機動戦士ガンダムZZ」の登場したR・ジャジャに長距離狙撃用武装とトサカ状の高精度センサー、左肩にEWAC機能やレーザー、超音波センサーなどをを組み込んだレドーム・ポットが追加されている。

R・ジャジァのレッド系ではなく、機体カラーはグリーン系。

AMX-117RG/LG ガズアル・グラウ/ガズエル・グラウ

アンスガル・ゴロンとクラース・バッケルが搭乗する親衛隊専用機。

ガズアルとガズエルの現地改修機で、外見や一部武装が変更されている。

アトラント3

ネオ・ジオン軍の偽装貨物船。

シオン共和国時代の艦を改造していて、通常は地味な民間船を装っているが、外装を排除すると戦艦の外見となる。

艦載機は、バルギル、アルス・ジャジャ、ガズアル・グラウ、ガズエル・グラウ。

AMA-103 メドゥッサ

過激派シュランゲ隊が搭乗しているモビルアーマー。

ハンマ・ハンマやラジェスタンのデータが反映され、た準サイコミュ搭載している。

準サイコミュはサイコミュの簡易版、膨大な情報のやり取りはできない。

AMX-015-4S ダグ・ドール

リュース・クランゲル少佐が搭乗するモビルスーツ。

「ZZ」に登場したゲーマルク系列の機体で、重火力、ファンネルのシステムを受け継いでいる。

しかし、機体の形状など共通点はない。

ダグ・ドールの特徴の一つが、背部の円盤状バックパック、ジェネレーターやモノアイセンサーが搭載されています。

MSK-008Rリック・ディジェ

地球連邦軍のアムロ・レイが搭乗する機体。

「Zガンダム」でアムロが乗っていた「ディジェ」の宇宙仕様、機体カラーはZプラスA1型を思わせる朱色とグレーに塗られている。

リック・ディアスから発展させた背部バインダーや、各部にスラスターを換装、放熱フィンの材質変更などが行われている。

MSK-008R リック・ディジェ改

サイコガンダムMk-Ⅳ Gドアーズとの戦闘でダメージを受け、ジェダやジムⅢのパーツにて改修した時の姿。

機体カラーは紺とグレーになり、ジムⅢの大型シールドを装備したことで、若干ガンダム的な印象になっている。

RGM-86R ジムⅢ

地球連邦軍の主力量産機。

RGM-86RF ジムⅢパワード

ウバルド・モリ―ナが搭乗する機体。

装甲、スラスターなど全体的に強化され、白兵戦用である。

RGM-86RF・FA ジムパワードFA(ブルドック)

ウバルド機の重装甲・重火力強化パーツバージョン。

RGM-88X ジェダ

地球連邦軍の主力量産機で、ジムⅢの後継機です。

MSZ-010A1 シータプラス

ZZガンダムや総系列機のコンセプトを、統合して開発された機体です。

ZZと同じくコア・ブロックを採用していて、シータプラスでは無線誘導方式によって、コア・ファイターからシータトップとシータベースを遠隔操作可能。

高火力で、Gフォートレス形態に変形することができ、ウェブライダー級の高機動性も発揮できる。

RX-93 νガンダム

「機動戦士ムーンガンダム」の時代にまだ製造はされていない。

アムロの構想している設計データとして登場している。

Scc-180926 ラー・ギルス

ロンド・ベル所属のクラップ級巡洋艦。

ラー・ザイム

アムロが乗艦している。ラー・ギルムの同型艦。

機動戦士ムーンガンダムはアニメ化される?

ガンダムエースで連載中の「機動戦士ムーンガンダム」アニメ化されるのか気になるところです。

「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」や「機動戦士ガンダムNT」とアニメ化されています。

しかし、今のところ「機動戦士ムーンガンダム」のアニメ化の予定はないようです。

漫画の連載がさらにすすんで、人気が高まればアニメ化もありえるかもしれないです。

期待して待ちましょう。

ムーンガンダムのガンプラ

機動戦士ムーンガンダムに登場するモビルスーツで、ガンプラとして発売されているキットは、何があるのでしょうか。

HGUC1/144として、「AMS-123X-X ムーンガンダム」がキット化されています。

さらに、ムーンガンダムの原型機「AMS-123X バルギル」も、プレミアムバンダイにて2020年4月発送予定です。

今後、その他どんなモビルスーツがキット化されるのか楽しみですね。