ガンプラMG 1/100 MS-05B ザクⅠ(旧ザク)のレビューです。
MG ザクⅠは、MG MS-06ザクⅡの一部パーツを流用したバリエーションキットです。
発売は1999年、20年以上前のマスターグレード(MG)がどんなものかレビューしていきます。
パッケージはザクⅠ(旧ザク)の必殺技体当たりの図です。
・一部メンテナンスハッチが開閉できる
・MG MS-06ザクⅡの一部パーツを流用している
・武器が豊富に付属している
■MG 1/100 MS-05B ザクⅠ
・1999年5月発売
・2,750円(税10%込)
MG ザクⅠ レビュー(旧ザク)
MG ザクⅠの成形色はブルーとグリーンとなっていてシンプルなスタイルで色分けもできています。
太ももなど各部にモールドが入っています。
最新のMGに比べるといたるところに合わせ目が目立ちます。
この時代のザクは、上半身と下半身は一体になっていて可動させることはできないです。
モノアイ周辺は無色のクリアパーツ、モアイはクリアパーツにシールです。
モノアイは頭部後ろのつまみを動かすことで可動します。
脚部の可動域もそこまで広くなく、しゃがんだりするようなポーズはもちろんできないです。
ザクⅡのパーツが流用されているので太ももに動力パイプの穴があります。
上半身や脚部は外装パーツを外すと内部メカが再現されているところがあります。
頭部はメンテナンハッチとして開閉します。
頭部の内部メカも再現されています。
コックピットを開くと中にパイロットが座っています。
テレビアニメでは、ガデムがパイロットでした。
ランドセルの内部メカ、スラスターは可動します。
脚部内部メカは関節に連動して動いたりはしませんが、精密なメカディテールです。
足裏にはノズルの造形が施されています。
MG ザクⅠ レビュー /武装・付属品
MGザクⅠの主な武装や付属品は、
・280㎜バズーカ
・105㎜マシンガン
・120㎜マシンガン
・スパイク・シールド
・ヒート・ホーク
手首パーツは握り左右と平手左右です。
その他、立ち姿のパイロットが付属します。
武器を持たせるハンドパーツは、人差し指と親指が独立して動いて、中指から小指までは一体になって動くタイプです。
指の関節は動かないです。
武器を保持する力はイマイチで、ポーズを決めようとするとポロポロ落としやすいです。
立ちポーズぐらいなら問題なく保持していられます。
120㎜マシンガンのスコープとフォアグリップは可動します。
両手で構えることも可能です。
105㎜マシンガンは120㎜マシンガン(ザク・マシンガン)の初期型で、円盤形マガジンが右側面に垂直に装備されています。
円形型のドラムマガジンは外せて、おしり辺りにあるオプションラッチに装着することもできます。
スパイク・シールドはザクⅡの右肩シールドにスパイクを装備したものです。
グリップを握って持たせるのですが、ハンドパーツの握り力がなくて持たせるのがかなり困難です。
両面テープを巻いて何とか固定しています。
防御と攻撃ができる攻防一体の武装です。
初出は「機動戦士ガンダム0083 STADUST MEMORY」のゲルググM(マリーネ)が装備していました。
ザクⅠが映像作品で装備していたことはないようです。
それでもこの武骨な装備は、ザクⅠのイメージに合っていていいですね。
ヒート・ホークもしっかり保持するのがむずかしです。
ヒート・ホークは1体パーツで腰にマウントするための棒がついています。
そのまま腰に取り付けることができます。
280㎜バズーカもスコープとフォアグリップが可動します。
スコープにはピンクのシールを貼っています。
設定では対艦用のバズーカとなっていて、ザクⅡが使うバズーカとは異なります。
バズーカも両手で構えることができます。
腰のマウントラッチをだして、バズーカをマウントできます。
フル装備のザクⅠ。
武装を装備したザクⅠもいいけど、必殺技はショルダータックルだからな。
MG ザクⅠ レビュー/アクションポーズ
マシンガン(MS-05用)とスパイク・シールドを装備したザクⅠ(旧ザク)
索敵するザクⅠ。
マシンガンで攻撃。
バズーカで攻撃。
ヒート・ホークを構える。
MG ザクⅠ 商品詳細・定価
「MG 1/100 MS-05B ザクI」が登場!
● 頭部のモノアイは、左右に可動。メンテナンスハッチも開閉し、内部のメカディディールまで細密に再現
● 身を守る事はもちろん、格闘戦にも使用できるスパイクシールドを装備
● ザクマシンガン、105mm マシンガン、ヒートホーク、ザクバズーカと豊富な武器が付属
定価 | 2,750円(税10%込) |
発売日 | 1990年05月 |
対象年齢 | 15才以上 |
MG ザクⅠ レビューまとめ
・合わせ目が気になるところが多め
・武器を持たせにくい
・スパイク・シールドが特に安定しない
・武骨なスタイルがいい
・武器がたくさんついている
MG ザクⅠ(旧ザク)は、1990年に発売されたキットということもあり、最新のMGに比べると古さを感じます。
合わせ目がでるところが多く、武器を保持しにくかったりと気になるところもありますが、ザクⅠらしい武骨なスタイルが楽しめます。
Ver.2の発売を期待したいところです。
映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」次第ではプレバン辺りでありえるかな。(MGザクⅠはないか…)