ガンプラ HGUC ナイチンゲールのレビューです。
ナイチンゲールは、小説「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」に登場するMSです。
シャア・アズナブルの搭乗機、映画「逆襲のシャア」のサザビーの立ち位置です。
パッケージアートは、Hi₋νガンダムと戦うシーンが描かれています。
後ろにはα・アジールとサイコ・ドーガとジェガンが見えます。
サイコ・ドーガは、「逆襲のシャア」のヤクト・ドーガの立ち位置の機体です。
2021年の7月に発売されたHGUCナイチンゲール、このころガンプラはどこに行ってもない売り切れ状態で、購入するのはあきらめていました。
しかし、何気な立ち寄ったプラモ売り場に「どどーーん!」と並んでいて、買うことができました。
発売から1年ほど経ったし、いくらか品不足が解消されていたからかもしれないけど、偶然売り場で欲しかったキットに出会えるのはうれしいことです。
・MAクラスの巨躯を1/144で再現
・左右幅約400㎜、全高211㎜
・隠し腕・ファンネル・各種ギミックも満載
■HGUC 1/144 ナイチンゲール
・7,700円(税10%込)
・2021年07月22日発売
・No.240
HGUC ナイチンゲール レビュー
HGUCナイチンゲールは、噂通りの大きさで左右に前後にこれでもかと言わんばかりに大きさを主張しています。
左右に展開したファンネルバインダーや背部の大型バーニアバインダーによって、MA(モビルアーマー)のように見えます。
装甲パーツはアンダーゲートになっていて切り跡が目立ちにくくなっています。
ナイチンゲールだけだと、その大きさが伝わりにくいのでHUCRX-78-2ガンダムとHi₋νガンダムを並べてみました。
巨体で一見すると鈍重そうに見えますが、背部の大型可動式バーニアや多数のバーニアスラスターによって高い機動力を有しています。
後方に張り出したスカートは、ランディングギアで支えれています。
大きな足とライディングギアのおかげで、立たせたときの安定感は抜群です。
頭部の2本のアンテナやモノアイ周りはサザビーに似ていますが、高頭部は長く曲面で構成された独特な形状をしています。
モノアイは緑のホイルシールで再現されています。
巨大な体のわりに小さなモノアイです。
頭部は開くことができ、モノアイの位置を変えることができます。
モノアイパーツの後には球体のコックピットらしき造形もあります。
腕や脚部の関節は、シーリング処理された造形になっています。
サンダーボルトに登場するMSのようです。
腕はヒジと前腕がロールしてよく動きます。
胸部には大型メガ粒子砲があり、腹部の装甲を開くことで発射体制になります。
腰部バルカン砲も別パーツで再現されています。
ナイチンゲールの特徴的な可動式バーニアバインダーは、上下や後方にスイングできます。
後方に折りたたむことも可能です。
内側のバーニアは大きくタコの吸盤のようです。
バーニアの内側は黄色の別パーツで色分けされています。
可動式バーニアバインダーには、ファンネルが搭載されています(左右合わせて10基)
ファンネルを取り外すこともできます。
ワイヤーやエフェクトパーツは付属しないので、ファンネル射出状態を再現することはできないです。
可動式バーニアバインダーに比べて簡素の肩アーマーは上方向にスイングします。
内側にバーニアがあります。
バックパックにプロペラントタンクが3基、ポールジョイント接続となっています。
バックパックのバーニアの黄色も別パーツで色分けされ例ます。
巨大なリアスカートの外装は大きな1個パーツ、各バーニア黄色のパーツで色分けされています。
一番大きなバーニアの黄色いところの上部分は、シールになっています。
リアスカート内部には2基のプロペラントタンクが格納されています。
ランディングギアは差し替えて角度を変えることができます。
リアスカート内のプロペラントタンクも展開でき上下、左右に動かすことができます。
足裏はモールドが入っていて肉抜きはないです。
つま先と左右のパーツが可動します。
又にアクションベース用の穴があります。
ランディングギアを格納状態にした時のダボもアクションベース用です。
アクションベースでディスプレイするには、アクションベース4を2セット使用します。
アクションベース4を2セット使用しディスプレイしても、バランスよくやらないと不安定で心配になります。
HGUC ナイチンゲール レビュー /武装・付属品
HGUCナイチンゲールの主な武装付属品は、
・大型メガ・ビーム・ライフル
・ビーム・アックス
・ビーム・トマホーク
・ビーム・サーベル×2
・ビーム・サーベル(短)×2
・シールド
ハンドパーツ
・ライフル用右
・握り左右
・平手左
ビーム刃のエフェクトとバーニアが余剰パーツです。
大型ビーム・ライフルはハイボットを展開することができます。
設定では外部からエネルギーの供給を受けることで、ランチャー・モードとしても使用可となっています。
専用のハンドパーツでしっかり保持できます。
センサー部はグリーンのシールで再現されます。
シールドもサイズが大きめです。
裏うちパーツの造形があり、ビーム・トマホークを収納できます。
先端にはマイクロミサイルがあります。
シールドは取り付け位置を2箇所から選べます。
シールドが大きいので、ポーズにっては可動式バーニアバインダーと干渉します。
ビーム・サーベルは、4本付属します。
長い方はMGなどのよく見るタイプです。
短い方はシナンジュの流用です。
ビーム・サーベルは隠し腕に持たせることも可能です。
隠し腕はフロントスカート裏側にあり、スライドさせて展開できます。
フロントスカート裏はメカニカルな造形も施されています。
こんな感じに隠し腕(マニュピュレータ)に持たせることができます。
サーベルの柄とサイズがピッタリしっかり保持してくれます。
両手と隠し腕(マニュピュレータ)に持たせてサーベル4本を装備できます。
ビーム・アックスのエフェクトはHGUCシナンジュと同じものです。
こちらはビーム・トマホーク、ビーム・サーベルとビーム・アックスを組み合わせた近接格闘兵装です。
きらめきが増していて迫力あります。
HGUC ナイチンゲール レビュー/アクションポーズ
HGUC ナイチンゲールとHGUCサザビー
HGUCサザビーと並べてみました。
大きさこそ違いますが、各部に似ているところがあります。
「CCA₋MSV」として登場したナイチンゲールは「極限まで性能を突き詰めてつくられたサザビーの強化発展機」という設定が付与されていて、並べてみるとその設定もありだと思えます。
HGUC ナイチンゲール 商品詳細・定価
■HGUC 1/144 ナイチンゲール
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』に登場したナイチンゲールが待望のHG化!
■MAクラスの巨躯を1/144スケールで細部まで再現。左右幅約400mm、全高約211mm。
■アンテナブロックを展開可動し、内部ディテールを露出できる。
■モノアイは回転可動が可能。特徴的なコクピットブロックの形状も再現。
■腹部は上下に可動。腹部のパーツを可動させることでメガ粒子砲を露出させることができる。
■ファンネルバインダーは付け根の各部が可動し、バインダーの展開・折りたたみが可能。ファンネルは個別で取り外せる。
■フロントスカート裏のマニピュレータ(隠し腕)の可動を再現。隠し腕にはビーム・サーベルを取り付け可能。
■リアスカートのランディングギアは差し替え・軸可動で収納・展開を再現。プロペラントタンクはボール可動で展開可能。
■肩、肘、前腕、脚付け根、ひざ、足首など各関節部が可動。腕の付け根は引き出すことができる。脚先の前左右のブロックも個別で可動。肘とひざは2軸可動。
■各種ギミックを内蔵したオプションパーツが付属。バイポッドは展開可能。シールド裏にビーム・トマホークとミサイルが懸架可能。ビーム・トマホークのエフェクトは新規造形で再現。
【付属品】
■大型メガ・ビーム・ライフル×1
■ビーム・サーベル×4
■ビーム・トマホーク×1
■ビーム・トマホーク用エフェクトパーツ×1式
■シールド×1
■表情手一式 握り手(左右)、ライフル持ち手(右)、開き手(左)
■ホイルシール×1
■マーキングシール×1
定価 | 7,700円(税10%込) |
発売日 | 2021年07月22日 |
対象年齢 | 8才以上 |
HGUC ナイチンゲール レビューまとめ
・なにしろでかい
・巨体故ポージングは控え目
・各部が想像以上に動く
・巨体だけど細部まで再現されている
・ビーム・サーベルやビーム・トマホークとエフェクトが豊富
HGUCナイチンゲールを組んだ感想はとにかく大きいです。
全体にボリュームがあって見た目以上にスペースを必要とします。
大きめサイズのパーツが多いキットですが、ぼってりすることなく各部の造形もよくできています。
巨体故パーツが干渉してしまうところもあるけど、可動域は広めでポージングも決めることができます。
お気に入りはビーム・サーベルを4本装備できるところです。