「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は、富野由悠季の小説です。
全3巻の小説作品が2020年7月23日に、劇場アニメとして公開予定です。
ガンダムシリーズ40周年記念の作品となっています。
そんな、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」にどんなモビルスーツが登場しているのでしょうか、一覧にしてみました。
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ登場モビルスーツ一覧
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ登場モビルスーツと、兵器の一覧は以下のようになっています。
マフティー |
RX-105 Ξガンダム |
Me02R メッサー |
ギャルセゾン(MS用サブフライトシステム) |
地球連邦軍(キンバレー部隊/キルケー部隊) |
RX-104FFペーネロペー |
FD-03 グスタフ・カール |
BJ-K232 ケッサリア(MS用サブフライトシステム) |
地球連邦軍(第13独立艦隊) |
ラー・カイラム |
それでは、各モビルスーツを詳しくいていきましょう。
反地球連邦軍組織 マフティーのMS
RX-105 Ξガンダム
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ) HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム(クスィーガンダム) 1/144スケール 色分け済みプラモデル 2530614
Ξガンダムは秘密結社マフティー・ナビーユ・エレン(ハサウェイ・ノア)が、秘密裏に複合企業アナハイム・エレクトロニクスに発注したモビルスーツです。
パイロットは、マフティー・ナビーユ・エレン、ハサウェイ・ノアは表向き植物観察候補生となっているけど、裏で秘密結社マフティーの首魁として活動している。
名称の「Ξ」はクスィーと読みます。
ギリシャ文字第14字母で、Z(ゼータ)、ν(ニュー) 、Ξ(クスィー)とギリシャ文字を冠したガンダム系MSの最後発機体となります。
Ξガンダムは半重力推進装置ミノフスキークラフトを搭載していて、重力圏でも自由に飛ぶことができます。
宇宙世紀105年時点で、MS形態のまま長距離飛行が可能なMSは、Ξガンダムとペーネロペーのみです。
機体性能も高く、大型メガ粒子砲やファンネル・ミサイルなど強力な武装も装備、さらに完璧なビームバリアによって防御や高速飛行も可能。
様々な機能が搭載されているから、機体の全高は30m近くになり、従来のMSに比べて大型化しています。
Ξ ガンダムの主な機能・武装
- ミノフスキークラフト(ミノフスキーエンジン)
Ξガンダムは、両肩を覆うかみしも状の部分に、ミノフスキークラフト(反重力推進装置)が装備されています。
今まで地上では、ドダイYSやシャクルズといったサブフライトシステムに乗らないと大気圏内で長距離飛行はできなかったのが、ミノフスキークラフトによって飛行が可能になっています。
そのため、戦闘時に身軽に縦横無尽に飛行できます。
- ビームバリアー
ビームバリアーは防御に利用することができます。
モビルスーツの進行方向に、ビームを放射して大気の干渉を拡散することで、モビルスーツ形態のままで音速飛行することも可能です。
- ビーム・ライフル
Ξガンダムのビーム・ライフルは、過去のビーム・ライフルに比べて初速が倍近く早いです。
- ビーム・サーベル
両肩にマウントされています。
- シールド
左腕(マニピュレータ)に保持している
- 腕部ミサイルランチャー
- 脚部ミサイルランチャー
- 膝部大型ミサイルランチャー
Ξガンダムは機体の各所にミサイルランチャーが設置されています。
- ファンネル・ミサイル
Ξガンダムはサイコミュでファンネルを使ってビームなどで攻撃するのではなく、ファンネル・ミサイルを誘導して直接攻撃します。
Me02R メッサー
HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ メッサーF01型 1/144スケール 色分け済みプラモデル
Me02R メッサーは、反地球連邦軍組織マフティーの量産型モビルスーツです。
メッサーはドイツ語で「短剣」を意味しています。
ジオン軍の設計思想を受け継いでいて重装甲機です。
アナハイム・エレクトロニクスが開発したギラ・ドーガを再設計しているので、シルエットに面影があります。
メインカメラもモノアイを採用、基本的に大きな変更はされていないが、側頭部に3基のバルカンが装備されている。
Ξガンダムのように自力で飛行することはできないから、サブフライトシステム「ギャルセゾン」と連携して空中で戦闘を行います。
メインのMe02Rメッサー F01型の他に、「メッサーF02型」「メッサーF型 ネイキッド 指揮官」といった機体バリエーションがあります。
メッサーの武装
- 頭部バルカン
- ビーム・ライフル
- ビーム・サーベル
- グレネード・ランチャー
ギャルセゾン(サブフライトシステム)
メッサーが地上で飛行するときに使用するベース・ジャバー。
地球連邦軍(キンバレー部隊/キルケー部隊) のMS
RX-104FFペーネロペー
HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ ペーネロペー 1/144スケール 色分け済みプラモデル
ペーネロペーは地球連邦軍の試作型モビルスーツ、オデュッセウスガンダムにフィックスド・フライト・ユニットを追加した姿で、第5世代モビルスーツに分類されています。
フィックスド・フライト・ユニットのコードネームが「ペーネロペー」ですが、オデュッセウスガンダムに装着した状態も「ペーネロペー」と呼ばれます。
地球連邦軍対マフティー部隊のキンバレー隊に配備され、パイロットは、レーン・エイム中尉。
開発部署は違うけど、開発にアナハイム・エレクトロニクスが携わった「Ξガンダム」と兄弟機と言えます。
大出力のミノフスキークラフトを装備していて、大気圏内のモビルスーツ運用を一変させるきたいとして期待されている。
名称の由来はギリシャ神話に登場する「オデュッセウス」の妻の名前ペーネロペー。
Ξガンダムと同様に「ビーム・バリアー」が搭載されているが、Ξガンダムほど完成度は高くなく、高速機動時は機体をフライトフォームに変形させる必要がある。
ちなみに原作小説「閃光のハサウェイ」にオデュッセウスガンダムは登場していませんでした。
その後「ANAHEIM ELECTRONICS GUNDAM HISTORY 2002 CALENDAR」から、オデュッセウスガンダムと命名され、フライトユニットを装備した形態がFFタイプ(ペーネロペー)と呼ばれる設定になりました。
ペーネロペーの主な機能・武装
- ビーム・バリアー
ビーム・バリアーを機体の進行方向に波形を変えたビームを放出して、高速突破を可能にします。
ペーネロペーは、Ξガンダムに比べてビーム・バリアーの完成度が低く、高速飛行時に胴体前面装甲と頭上の機種を閉じた「フライトフォーム」に変形しないと音速突破できないです。
Ξガンダムのビーム・バリアーが完璧に完成されているから、モビルスーツのままで音速突破が可能です。
- ビーム・ライフル
ビーム・ライフルは専用の高出力タイプを装備。
サイコミュとシンクロドライブして、視覚的に見えていないターゲットを、知覚によって攻撃も可能です。
そのためには、高いニュータイプ能力が必要になります。
- コンポジット・ウェポン・ユニット
オデュッセウスガンダムの腕に装備されているバックラー(ショートシールド)です。
ビームユニットのなっていて、メガ粒子砲とビームサーベル、ミサイルを搭載した複合兵器。
- バルカン砲
マルチセンサーの先端部分の左右に内蔵、普段はカバーで見えない。
- ファンネル・ミサイル
フィックスド・フライト・ユニットの両肩部アーマーに各9発、脚部のフロントスカートに16発を格納している。
サイコミュによって誘導でき、大気圏内でも使用できます。
Ξガンダムと同じで、ファンネル自体にビーム兵器はなくファンネルが直接ミサイルとなって攻撃します。
FD-03 グスタフ・カール
キンバレー隊など地上治安部隊を、中心に配備された量産モビルスーツで。
グスタフ・カールは、装備は汎用だが基本性は高く、ガンダムタイプに通じるものがあります。
量産機の汎用性を維持しながら、重装甲化して機体は大型化している。
重量が増加しているが、大出力ジェネレータを搭載し、多数のスラスターや姿勢制御バーニアによって機動性や運動性は確保されている。
ペーネロペーのように、大気圏内で自力飛行はできないから、サブフライトシステム(BJ-K232)ケッサリに搭乗して飛行移動する。
グスタフ・カールの主な武装
- ビーム・ライフル
- ビーム・サーベル
- フレキシブル・シールド
BJ-K232 ケッサリア
地球連邦軍のサブフライトシステム、グスタフ・カールを搭載して飛行する。
ラー・カイラム
地球連邦軍所属の機動戦艦1番艦。
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」と「機動戦士ガンダムUC」では、ロンド・ベル隊旗艦で、艦長と隊指令をブライト・ノアが兼任している。
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」では、第13独立艦隊に編入され、反地球連邦組織「マフティー・ナビーユ・エリン」掃討作戦を行うキルケー部隊を支援する。
ビームバリアーを展開して大気圏内へ降下し、ミノフスキー・クラフトをしようして、重力下でも運用が可能。
ハサウェイに登場するモビルスーツガンプラで組めるのは
2020年7月23日に公開予定の劇場アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は、「機動戦士ガンダムUC」以降のの宇宙世紀作品を各種メディア展開する「UC Next 0100」の第2弾となっています。
そんな「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のモビルスーツがガンプラとしては、
- HGUC 1/144 ペーネロペー
- HGUC 1/144 メッサー
- HGUC 1/144 Ξガンダム
メッサーは一般販売のF01型の他に、プレミアムバンダイからF02 型やF02 型(指揮官)も発売されていま。
その他、グスタフ・カールは機動戦士ガンダムUCバージョンとして発売されています。
劇場アニメが公開に合わせて、その他のモビルスーツもキット化されるのを期待しましょう。
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のペーネロペーのガンプラHGUC1/144キットのレビューです。 2019年の暮れに購入したけど、積んだままになっていました。 大きなパッケージで場所もとるし、せっかくなら映画公開前に組んでみようと思い組んでみました。(レビューは映画公開後になってしまいました。) 組んでみた感想としては、大きなパッケージほど組むのに時間がかからなかったといったところです。 フィックスド・フライトユニットは変形させたりするところが複雑ですが、全体にパーツが大きく手間取るところもなかったです。 そんなペーネロペーのガンプラがHGUC 1/144として、どんなキットなのかレビューしてまいります。
ROBOT魂(Ka signature)ペーネロペー(機動戦士ガンダム閃光のハサウェイVer.)をレビューしていきます。 ROBOT魂はバンダイから発売されている塗装済完成品フィギュアです。 今回レビューするペーネロペーは、2015年に発売されたものをベースにメカニカルデザイン カトキハジメ監修によって、アニメ版のデザインを反映させた最新版になっています。 フライト・フォームへの変形、オデュッセウスガンダムと(フィックスド・フライトユニット)の分離も再現されています。 HGUCペーネロペー(ガンプラ版)比較しながらレビューしていきます。
機動戦ガンダム 閃光のハサウェイに登場するメッサーF02型のガンプラレビューです。 HGUCメッサーF02型は、「リフティング・フレア」を追加した脚部が、新規パーツによって再現されています。 もともと重厚感あるメッサーに、ドムのような脚部がプラスされさらに重厚感が増した姿がそそられます。 HGUCメッサーF01型は一般販売のキットでしたが、今回レビューしたHGUCメッサーF02型はプレミアムバンダイから販売されました。