MG 1/100リックドム(旧バージョン)のレビューです。
MG リック・ドム(旧バージョン)は、MGドムのバリエーションキットとして1999年10月に発売されました。
2022年3月には関節などがリニューアルしたキットが発売されました。
世間様はリニューアル版リック・ドムですが、旧バージョンのMGリック・ドムのレビューをしてまいります。
・ドムの宇宙仕様
・宇宙用の大型化したリアスカート
・リック・ドムの全高より長いビームバズーカが付属
■MG 1/100 リック・ドム
・4,400円(税10%込)
・1999年10月発売
MG リック・ドム レビュー
MGリック・ドムはMGドムより成形色が落ち着いた紫になっています。
重量感あるフォルムがバランスよく再現されています。
MGドムと基本部分は同じで、脚部には内部フレームが再現されています。
モノアイはクリアパーツにピンクのシールです。
マーキングシールとガンダムデカール、ビーム・バズ用のジュエルシールが付属しています。
どちらも経年劣化して黄色くなっています。
モノアイは頭部パーツを外して左右、上方向へと動かすことができます。
モノアイの点灯音を文字であらわすのは、何が正しいのかよくわかりませんが、「グポーン」と頭の中でなりますね。
前から見た限りでは、MGドムとの違いはないです。
全体の色分けもよくできていますが、胸の胸部拡散ビームは、MG ドムと同じくクリアパーツになっています。
コックピットハッチの開閉ギミックもあります。
もちろんパイロットが座っています。
大きな足のおかげで立たせたときの安定感は抜群です。
脚部の外装パーツを外すとバーニアや内部メカが見えます。
後ろ姿は、背中のバーニアのサイズとスカートの長さがMGドムと違います。
背中のバーニアはそれぞれ動かすことができ、ヒート・サーベルをマウントさせるラッチは展開します。
背中のバーニアも外装パーツを外すと内部のメカを見ることができます。
MGドムより長いスカート。
スカート内のスラスターはそれぞれ動かすことができます。
脚部のスラスターも動きますが、一体になっています。
足裏の造形もMGドムとは違って、バーニアが増加されたものになっています。
MG リック・ドム レビュー/武装・付属品
MGリック・ドムの主な付属品や武装
・ビーム・バズ―カ
・バズーカ(ジャイアント・バズ)
・ヒート・サーベル
・1/100パイロットフィギュア
ジャイアント・バズはMGドムと同じものです。
フォアグリップは可動しますがグリップは動かないです。
スコープはピンクのシールになっています。
フォアグリップが動くので両手で構えることも可能ですが、ギリできる感じです。
マニュピュレータの保持力がないため、持たせるのに苦労します。
ビーム・バズ―カもグリップは可動しないです。
スコープはジュエルシールで再現されています。
MGリック・ドムよりでかい迫力満点の武装です。
その大きさゆえ重量があり、片腕で構えて保持するのが困難です。
ヒート・サーベルもMGドムと同じものです。
ヒート・サーベルを引き抜くポーズをとることができます。
サーベルの持ち手にも保持ピンはついてないので、ポーズによっては手から抜け落ちてしまいます。
MGドムとリック・ドムの違い
MGドムとMGリック・ドムの違いを見ていきます。
パッと見で違うのが機体カラー、MGドムは赤みのある紫でMGリック・ドムは青みのある紫色です。
主な違いは、背中のバーニアの大きさ、リアスカートの長さ、足裏の造形が違います。
リック・ドムの背面のバーニアはサイズが大きめです。
ドムの方が小型のバーニアになっています。
リアスカートは、リック・ドムの方が長めです。
足裏はリック・ドムがバーニア多めで、ドムはホバータイプの造形となっています。
MG ドム(旧キット)のレビューです。 MGドムは2022年にアップグレードされ、このキットは旧キットとなります。 MGドム旧キットは1999年6月発売、20年以上前のキットをアップグレード版を組む前にレビューしたいと思い組んでみました。(MGドムアップグレード版はまだ手に入っていないけどね)
MG リック・ドム レビュー/アクションポーズ
連邦軍の量産型MSジムと並べてみました。
MGリック・ドムの重装さがよくわかります。
MG リック・ドム 商品詳細・定価
■MG 1/100 MS-09R リックドム
商品解説
■コンスコン艦隊のように、12機のリックドムを作成してはいかがでしょう?
■ 十字方向に可動する頭部モノアイと、スプレッドビームジェネレーター(胸部の目くらまし)はクリアーパーツで忠実に再現。
■ 栄光のジオン兵が搭乗するコクピットは内部メカだけでなく開閉ギミックも再現!
■ 宇宙用に大型化したリアスカート内のバーニアはもちろん、脚部装甲を外すとリックドムの機動性を支えるフレームやジェットユニット等の内部メカニックが忠実に再現!
■ ハンドパーツはなんと指まで動きます!
■ ジャイアント・バズは言うまでもなく、リックドムの全高よりも長いビームバズーカが付属!
定価 | 4,400円(税10%込) |
発売日 | 1999年10月 |
対象年齢 | 15才以上 |
MG リック・ドム レビューまとめ
・アクションベースに対応していない
・可動範囲はそこまで広くない
・武装・付属品はドムより少ない
・MGらしい内部メカが再現されている
・色分けはほぼされている
・でかいビーム・バズがイカス
MGリック・ドム(旧バージョン)をレビューしました。
アップデート版を組む前に組んでおきたいと思い組んだわけですが、傑作キットといわれるだけあって完成度が高いプロポーションです。
もともとシンプルな配色とはいえ、色分けもよくできています。
関節の可動範囲は、そこまで広くなくポージングもイマイ決めにくいところもあります。
そのあたりは、アップデート版でリニューアルされているようです。